◆中国産の『だるま琉金』が白点病でやって来たので簡単治療。飼育レポート。通販を含めた販売など。キャリコ、更紗、トリカラー。

とても色形のよい個体が入って来ました!中国産らしい体格に色の入り具合も濃くて目を惹きます。このクオリティでお手頃な価格帯なのは金魚の本場ならではの技ですね。

良い感じの個体がやって来ましたが、更紗柄の方には『白点病』の姿がポツリポツリ。こちらのケアと、水合わせから飼育導入の流れをご紹介致します。

 

 

 

◆購入したら白点病だった感染を広げないで完治させる方法。

金魚や熱帯魚を楽しんでいる方のなかには、お店での購入時には気がつかなかったから、お家であらためてよく見たらお魚に『白点病』が付いていた!なんて経験がある方もいらっしゃいます。

そのまま、悪化や感染を防ぎつつ完治させた一例をご紹介致します。

『水温は28℃

に設定すると白点病の原因菌の殺菌作用があります。およそ14日間が完治の目安ですが、魚病薬を使わずに治療が行えるので助かります。

0.3%塩分濃度調整』

イメージでいうと私たちの点滴に近いですね。病原菌の殺菌効果ではなく、金魚の自己回復力を高める効果があり、すみやかな自然治癒が行えました。

購入時に気が付かない程度の軽い白点病であれば、この処置で完治してくれました。もしも上記治療で症状の悪化(白点が増える)が見られた場合には、メチレンブルー、アグテン、グリーンFゴールドリキッドなど併用する事で更なる治療効果が上がります。

↑白点が僅かに確認できました。

↑このようにエラに集中しているのは『追星=おいぼし』というオスの発情サインです。白点病ではございません。

 

 

◆中国産金魚の入荷後の飼育レポート

中国産金魚といっても、国産の金魚と飼育方法は大きく変わりません。水温、水質、エサ、混泳と変わらずに扱うことができます。

私たちが気をつけるのは、今回のような移動直後のコンディション不良です。白点病であったり、転覆気味、消化不良と多くは移動直後のタイミングで起こります。

更紗柄の個体は、袋に中で転覆気味であり、よく観察すると白点病を併発しておりました。上記治療と冷凍赤虫にエサを限定する事で、状態は改善しました。

大きな個体は体力もあるので、簡単な病気ならば完治しやすいので助かります。

 

 

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

『だるま琉金』は人気の品種で、とても流通量は多い金魚です。大きさやバリエーションも多いので好みに合わせた個体を探す事も可能です。

写真はMLサイズが目安で、1¥2000¥3000あたりが相場です。僅かな差ですがLサイズ扱いで販売されると¥4000~にもなるので、ちょこちょこお店に足を運んでいると見つかるお得な存在です。

ではでは(^^)