◆中国産の『トリカラーオランダ獅子頭』飼育レポート。通販や販売価格帯とは。『白黒オランダ』『羽衣オランダ』に似た金魚

たいてい『白黒オランダ』『羽衣オランダ』が流通すると一緒に出回るのが『トリカラーオランダ』になります。

産む親が一緒なのかもしれませんね。そのためトリカラーや白黒オランダの中間のような品種も目にし、色味のバリエーションの多さが嬉しいですね。

赤勝ち（あかがち＝体色に赤色が多い個体の呼び名）、黒勝ち、白勝ちと個性豊かな色合いを集めるもよし、３色が綺麗に模様になっている個体を集めて揃えるも良し！です。

 

 

 

袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。撮影中も活発に動くため撮りづらいほど。

中国産金魚は一般的な金魚飼育に準じます。現在常温はとても冷たいですが、ウチでは水温を23度ほどにしているので、暖かく行動的な姿を観察することができます。食欲も旺盛で金魚のエサや冷凍赤虫の他に、錦鯉のエサも与えています。

転覆症状や消化不良が見られる場合は、冷凍赤虫のみを与えると良いでしょう。

ちなみに水質は中性～弱アルカリ性です。

 

↑トリカラーらしい模様。背中の墨が濃く３色が映えます。同じような個体を揃えると統一感もでて見ごたえがある水槽になります。

 

 

↑赤色を際立たせる綺麗な白色とホクロのような墨模様がチャームポイントの個体で同種混泳でもすぐに見分けが付きます。

 

↑上から見るとお腹の肉付きはこれからの伸びしろですね。尾ビレの形は弱い個体がちらほらいました。

 

 

流通量は白黒オランダと同様で、一般種ほど多くはありませんが、それなりに見かける存在です。

中国産の他には国産やマレーシア産など産地にこだわらなければ、さらに見つけ易くなります。中国産と国産は長手（ながて=胴体が長く大きく見える）と丸手(まるて=胴体が短く丸みが強い)ともに流通します。マレーシア産はとくに丸みが強い傾向があり可愛らしく人気もありますが高温飼育がうまく飼育するポイントです。どれも大きさはSMサイズの方が流通量はあり、大きなホームセンターでも販売されます。

販売価格帯も写真はMサイズほどの大きさとなり、¥1000~¥2000が目安。大きくなるほど高価になります。

お気に入の個体が見つかると良いですね！

ではでは(^^)