※撮影の移動で体色が変化しています。

ビオトドマ・ワヴリーニ(Biotodoma wavrini)はクピドと12種のちょっとだけ珍しいお魚。飼育レポートや通販を含めた販売価格帯とは。

10cm程の小型シクリッド《ビオトドマ・ワヴリーニ》は、12種のちょっとだけ珍しいお魚です。

残りのもう1種は《ビオトドマ・クピド》であり、外見や性質も似ています。

本種の様なビジュアルの熱帯魚は、20cm30cmなど中〜大型化する印象を持たれ、縄張り意識から気の強さも想像されますが、本種《ビオトドマ・ワヴリーニ》はぐっと優しく地味ですが飼育しやすいキャラクターです。

口に入る体格差は混泳NGですが、その他多くの熱帯魚と混泳できます。ただしペア形成して産卵モードになると、他の魚を追い払ってしまいますのでご注意ください。

 

 

◆入荷後の飼育レポート

袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。

アピストグラマの様に水合わせや水質変化にナーバスにならなくても平気なのは心強く助かります。

あっという間に環境にも慣れて、小競り合いも時折見せつつ5匹の他、ゴールデンハニーグラミー、プラティ、モーリー、コリドラスと言った魚たちと混泳しています。

エサは冷凍赤虫が好物で人工フードも食べますがリアクションが違います。水質は弱酸性〜中性、水温26度です。

流木やアヌビアス・ナナなど少し多めに入れて、隠れ家は多めにしました。魚目線で姿がしっかり隠せる場所を用意します。

中途半端な水草や枝流木などでは、チラッと相手の姿が眼に入り追いかけてしまう事がありますよ。

このまま環境に慣れて成長すれば、ペア形成も狙えます。

 

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

流通量は少なめで希少価値が高い訳ではありませんが、いつもいる魚種でもありません。問屋さんが仕入れるタイミングの影響です。

そのおかげで1¥1000¥1500程が販売価格帯で、そこまで高価ではないのが嬉しいところ。個体が大きくなるほど、またはペア販売ではお値段は上がります。

地味な魚ですが、しっかり育てた時に魅せる発色は、飼育者の特権です。

ではでは(^^)