◆トラート産のドワーフスネークヘッド(タイ産)。販売形態と飼育は別物です!隠れるのが好きな品種には落ち着く隠れ家を。

先日ご紹介したプラチュアップムキリカーン産(タイ産)と同時に入荷した個体になります。同系統の発色が美しい個体です。

チャンナ・リムバータ(Channa limbata)とも呼ばれますがチャンナ・ガクア(Channa gachua)とも認識されております。スネヘビギナーであればそこまで学名に神経質にならなくても良く、まずは1匹飼育してみるほうが学びは多いです。

また『ドワーフスネークヘッド』の飼育を考えて探しても、大きさや入荷のタイミングにより販売価格も変動しますし、個体の発色・印象はその時の状態でも変わります。

手に入らない場合には通販の利用もアリですが、熱帯魚ショップなどをまわり、直に個体を見て選べると贅沢で良いですね。

↑パウダーブルーの鱗粉を纏ったような美しさ

◆初!!プラチュアップキリカーン産のドワーフスネークヘッド。チャンナ・リムバータ(Channa limbata)飼育のポイントは水温。

↑こちらは先日紹介した別産地の個体です。

 

 

 

◆販売形態と飼育は別物です!

いろいろなお店を回っているとプラケースや小さな器でスネークヘッドを販売しているのを見かけます。喧嘩しやすく、過酷な環境にも強い魚種なのでそのような状態でも簡単には死にませんが、けして飼育状態が理想的なわけではございません。

そのタフなイメージを強く持ちすぎると、足元をすくわれてしまうので飼育する際は、その品種にあった環境をググって飼育を行いましょう。プラケースで置かれていても水温管理は必要ですし、窮屈な器に入っていても水換え必要です。

 

細かな飼育法など詳しくは『アクアライフ2018.3スネークヘッドの世界』にて解説されているので、スネークヘッドファンのバイブル的1冊として持っておくと間違いありません。現在流通するスネヘを網羅しているような教科書です。

 

↑アクアライフ2018/3月号で紹介されている画角はこちらですね。こちらの写真では分かりづらいですが、よく見ると鱗が確認できます。これがCグループ。

 

 

 

 

◆落ち着く隠れ家を!!

水温やエサ、フタなどスネヘ飼育ではポイントとして紹介されますが、ドワーフスネークヘッドのように隠れるのが好きな品種には落ち着く隠れ家を用意してあげましょう。

身体が収まるような狭い隠れ家を好むので、流木やアクセサリー水草を選ぶときには考慮すると良いです。単調な形の流木でも地面との隙間を軽く掘り返して身を隠したりもするので、行動を観察しながら落ち着くポイントを作ってあげましょう。

ではでは(^^)