◆キャリコ蝶尾入荷、特徴的なトラ系パンダ系が可愛らしい。

キャリコ柄を持つ蝶尾(ちょうび)は、体色の個体差も激しく印象もだいぶ変わるので選ぶときに迷ってしまいます。

そんな色彩に目が注目してしまうと、コンディションの善し悪しを見逃してしまいがちなので注意しましょう。今回も3匹中1匹に怪しいデキモノが見受けられました。塩分濃度調整しながら治療していきます。

尾びれもしっかりしており状態の回復が待ちどうしいです。

 

こちらは白黒の主張が強いパンダ系模様の個体です。両目とも真っ黒になっており頬もピンク色に透けています。好き嫌いは別れますが、探している人にはたまらない特徴ですね。

上見した時の黒柄の入り方も濃くて素敵です。両目はサイスが揃っておりますがやや大きすぎる気もしますね。この辺は好き好きです。

 

こちら分かりづらいレベルで脇腹に白いデキモノがあります。周辺のウロコも白く濁っており皮膚病のようです。

ひとまず0.3%の塩分濃度調整のみを行っていますが、患部を観察しつつ悪化するようならば魚病薬の投与も追加します。薬を使わず治ってくれるのが理想ですが、判断が遅れると手遅れになってしまいます。その判断基準は患部の状態が悪化するのか、止まるのかで見ています。

 

 

バランスの良いキャリコ模様ですね。黒が濃いことで全体を引き締めてくれ、三色の配色も良い感じです。

とわいえ、柄模様は好みなので、選ぶときは自分の好みで選ぶことで愛着もよ湧きますね。成長すると多少の色変わりも起こりますので飼育自体も楽しみましょう。

 

 

こちら赤勝ちのトラ模様系の個体です。やはり赤色は金魚らしさがあり水槽を明るくしますから見逃せないですね。

上から見た時のクロアゲハのような尾びれはカッコ良いですね!両目の大きさも揃っており良い感じです。

 

 

蝶尾という品種はおよぎもゆったりしているので、同種同士での混泳にしておくと、つつかれるなどのトラブルが少なく、失敗を減らすことができますよ。

ではでは(^^)