◆志村養魚場産のオランダシシガシラ。初心者が押さえておきたい2つのポイントとは

定番品種のオランダシシガシラですが、志村養魚場のモノが入りました。SMサイズよりも少し大きめでお得感があり、状態も良好です。

とくに産地にこだわらない方は多いのですが、その金魚の評判を知ると、いつもに増して愛着も湧いてきたりします。やはりそこには養魚場産の積み重ねてきた評価を信頼感がありますね。

『埼玉県産』ではなく『志村養魚場』と名乗れるのはブランド力です。

 

 

◆入荷してからの飼育管理

10匹入荷してみな体調も良さそうでした。水合わせあともすんなりとお店の飼育水に慣れてくれたのでトラブルもなく、さすが丈夫で評判の良い志村養魚場。若干のヒレ曲がりは確認されましたが買いやすい価格帯なので数匹見られることはよくあります。

体も大きめで数も多いので管理面では水の汚れに気をつけます。食べる量が多いのでエサや排泄物が増えますし、呼吸は思っている以上に水を汚すことが知られています。ろ過フィルターはしっかりと基準に合ったモノを設置し、交換マットなども忘れずに取り替えます。

 

 

◆初心者が押さえておきたい2つのポイント

ずばり『バクテリア』と『塩』を使いましょう。

ファイルターは汚れを吸い取りコシっとって水を綺麗にしてくれますが、忘れてはならないのが『バクテリア』を住まわせている事です。アンモニアなどの悪い成分を無害化してくれるのはバクテリアの仕事であり、そのバクテリアが多く住み着くのはフィルターになります。

つまりバクテリアの数が多いほど水質は安定しやすいので、液体バクテリアやバクテリアブロックといった商材を水槽に使用することで金魚は死にづらくなります。

そして『塩』は金魚をおどろくほど元気にしてくれます。浸透圧の効果によるものですが「お塩少々・・・」では効きませんし、多すぎれば濃くて死んでしまいます。0.3%の濃度にすることが大切ですが、はじめは大変なので市販の水槽用の塩を購入すると使いやすく便利です。

 

◆通販含めた流通具合とは

オランダシシガシラ自体は外国産や国内でも様々な場所で養魚されており見かける機会は多い人気品種です。志村養魚場産にこだわって検索すると一気に入手難易度はあ上がりますが、定番の品種ではあるので焦らず待っていれば現れるでしょう。

販売価格は普通の国産オランダシシガシラよりも数百円高価になります。それくらいの差なので、せっかくならばと志村産が選ばれるのもわかりますね。

ではでは(^^)