◆薩摩養魚場産の白黒オランダ獅子頭STとは。飼育や混泳と通販における流通や価格帯など。
人気の養魚場からリリースされている白黒オランダ獅子頭STは、まだまだ流通は少ないながら、丸っこいシルエットが可愛らしく、注目したい品種です。
短い尾ビレを一生懸命動かしてプリプリと泳ぎ回ります。意外と遊泳力はありますね。一般的な丸型金魚との混泳がしやすい行動力ですから、泳ぎの早いコメットや、逆に遅すぎるピンポンパールとの混泳には向きません。無理ではありませんが、慣れていたいと死んでしまう個体が出るでしょう。
◆入荷後の飼育管理してみて
体力のあるM玉（えむだま＝Mサイズ）だったので、移動の調子も良くすんなりとウチの水に慣れてくれました。
5匹を泳がせましたが、白黒のモノトーンの中にキラキラ輝く銀鱗が目立ち他種とはちょっと異なる存在感でいつもとは違う雰囲気が出来上がります。
しかし…水槽の中に色味が無いので赤色を持つ金魚と合わせるのも良いかと感じます。
飼育環境は、通常の金魚に準じて特別難しい事はありませんが、0.3%の塩分濃度調整や、バクテリアの重要性はしっかりと理解しておくと飼育が上手くなります。
まだまだメジャーな金魚ではありませんが、隅には置いておけない魅力を持つ存在感です。
◆通販含めた流通や価格帯
薩摩産に限らず『白黒オランダ』の流通は少し少なめになりますが、国産や外国産もいるので入手難易度が高い品種ではありません。
通販サイトや金魚に強いショップやホームセンターであれば入荷が期待できる存在です。似たような品種でよいからすぐに手に入れたい方は、オランダST（ショートテール）MIXで販売されている中から抜くか、羽衣オランダ辺りも探してみると良いでしょう。
価格帯はSMサイズで¥1000以下で販売されており、Mサイズになると¥2000〜¥3000をイメージしておくと良く、有料個体となると¥10000近くになります。
いくつか気になる金魚を候補に上げて置きつつ、休日にフラッとショップ巡りなんて贅沢ですね。ではでは(^^)
