◆今さら聞けない?ブセファランドラの【あいうえお】とは。名前の特徴やインドネシア便や、小型・中型・大型種の違い。
【ブセファランドラとは?】
ブセファランドラ(Bucephalandra)は、比較的近年にブレイクした水草のグループです。
ボルネオ島(インドネシア)に分布しておりバリエーションは豊富でコレクションして楽しむアクアリストも。
そして、アヌビアスのように石や流木に根を活着させる特性を持ち、レイアウトにも人気が出ました。
枯れづらいのですが、基本的には生長が遅いタイプが多く、珍しい品種はそれなりの価格がしています。
◆どんなブセファランドラを買うのか
ブセファランドラの人気の品種は、すでに水草ファームで生産流通されているので、安定して入手することが可能です。
量産される品種は、育てやすく見た目も良いモノが選ばれているので、東南アジアポットや、ヨーロッパポットからチョイスするのも良いでしょう。
◆AL=アクアフルールとは?
ヨーロッパの水草ファームです。安定したクオリティの水草をリリースしており、ブランドの様な存在です。
ボリュームもしっかり入っており、入荷状態も軒並み安定しているので、安心して購入することができます。
流通量も少なくはないので、タイミングを逃して完売でも、翌月あたりまで待てば新たに入荷していることは多いです。
トロピカ社、アクアフルール社、アクアフローラ社は、人気のヨーロッパ水草ファームになります。
どうしても手に入れたい時には、通販などで待つよりも、近くのアクアリウムショップへ相談すると良いでしょう。
インドネシア便(ワイルド便)
ブセファランドラのちょっと珍しい品種は、インドネシア便と呼ばれるワイルド株が入ってきています。
ファームモノでは手に入らない小型種や大型種も手に入るので、興味がある方は調べてみると、お気に入りが見つかるかもしれません。
◆ブセファランドラSP.小型・中型・大型の秘密
ブセファランドラは、その大きさによって大別する事ができます。
【小型種】と呼ばれるグループは、流通量は少なく水草ファームからのポットタイプは稀です。
1株ずつ購入するような、インドネシア便であれば入手しやすいでしょう。
育成は、水中、水上ともに育成しやすいので、ぜひ群生を目指すと迫力が出てきます。
【中型種】は多くの割合をしめており、最も入手しやすいタイプになります。
ポットタイプで販売されるブセファランドラのほとんどは中型種になります。
育成も水中・水上ともに育成しやすく、水中では水上よりも小型になる傾向があります。
【大型種】はブセファランドラ・キシィが有名です。
ポットタイプでは、グリーンウェービーブロードリーフか入手しやすいです。
水中育成しづらく、水上の方が育成しやすいと言われます。とくに水中化させる時に溶けてしまう事が多いので、注意すると良いでしょう。
初めてには、水上・水中どちらの育成にも向く中型品種がお勧めです。
◆分かりづらい名前問題?!
ブセファランドラSP.〇〇と、聞き慣れない単語が続くことも多く混乱してしまう事もありますね。
よくあるパターンは、インドネシアの産地名から来ているため、聞き馴染みがありません。
また、発音の問題から…Theiaという品種ではテイヤ、テイア、ティヤ、ティアと、お店によって別れていたりしますが同種になります。
いろいろと調べた後は、まずは1種類を購入してみましょう。
実際に育ててみることで、新しい発見もありワクワクしますよ。
ではでは(^^)