◆トリカラー蝶尾の良物?!なるほど綺麗な個体たち。両目の大きさ、つまみとは。

配色はもちろん、体型の整った綺麗な個体が入荷しました。

『良物』などと表記される個体は、やはりクオリティ高めが多いですね。

通常の個体よりも、数百円プラスされた販売価格になりますが、気に入った個体がいれば見逃せないですね。

いつもいつも出回っている訳ではないので、もし見かけたら、ゆっくり水槽を眺めて見るのも良いでしょう。

 

 

◆よく群れをなし状態良好

よく群れを作る金魚たちは、状態良好のサインです。

しかし、群れを作るほど匹数がいない時は先頭の個体にどんどん付いて泳いでいくかを、観察してみると良いでしょう。

先頭の個体は順次変わりますが、互いに離れ過ぎずないように距離を保つので、小さな群れを作っているのが分かります。

↑どんどん、先頭の個体に付いて泳いでいました。

 

 

 

 

 

◆両目の大きさも均等

出目金系の金魚の場合、左右の目の大きさの違いは印象に大きな影響を与えます。

もちろん飼い主さんの好き嫌いもありますが、均等な個体が好まれます。

違和感の湧かない、揃った眼幅を持ち良体型であることが伺えます。

 

◆色味も濃くて素晴らしい

墨が濃く現れているので、1匹1匹の存在感があります。

色の重なり合いから、この世に1匹しかいない色彩が鮮やかに生まれています。

この中から好みの個体を探すのは、なんだか贅沢な悩みになりそうですよ。

 

◆体型も美しく整う

背ビレを綺麗に広げて泳ぐ姿が目に入ります。

胸ビレ、腹ビレ、尻ビレ、尾ビレとも、『つまみ』や『よじれ』と言った型崩れも見えません。

実はヒレの型崩れは、見た目の問題だけだと思われますが、泳ぎ型に支障をきたします。

尾ビレが奇形ならば、泳ぎ辛いのもイメージしやすいですが、腹部にある小さな腹ビレや尻ビレは、船でいう舵取りの役割をするため重要です。

真っ直ぐ泳げなかったり、急いで泳ぐとバイクのウイリーのように頭が上がってしまうなど、違和感が現れます。

蝶尾ということで、今後の尾ビレの発達も楽しみです。

大きな個体は、なかなかのお値段にもなりますが、写真の個体のようなSMサイズであれば、手にも入れやすい価格なのも嬉しいですね。

ではでは(^^)