◆トロピカ社1-2G rowシリーズ『ニューラジパールグラス』のトリミング。水上管理で増殖計画。
◆カップの状態では、意外と枯れやすい
トロピカ社1-2G rowシリーズ『ニューラジパールグラス』のトリミングを熱帯魚屋さんやホームセンターで見たことある方も多いのではないでしょうか?
そんな中、カップの中でグダッてしまった状態のものを見かける機会があります。
無農薬であり、培養液や組織培養されて貝や害虫の侵入する心配はありませんが、意外と枯れます。
原因はさまざまですが、カップの中で育ちすぎ、管理されてる気温が高いことが多いです。
光量は必要ですが、専用の強光ではなきてよいので、光量不足になる事はあまりありません。
元の塊をいくつかに切り分けて、さらに広いカップへ移し、しっかりと保湿するために蓋もします。
水苔を薄く敷き詰めて、ニューラジパールグラスの根元が浸るくらいの水量にしました。
2滴ほど、メネデール(観葉植物用の液体肥料)を垂らしました。
現在は葉がいじけてしまっており、見た目も悪いですね。
ここから数日で、葉が立ち直り、姿も整っていきます。
しかし、腐敗しているような葉は見られず、若干黄色になってしまった部位が見れる程度なので、復活に期待しましょう。
◆夏場の温度管理は、暑過ぎに注意!
夏場のような高温では、カップの中にも熱がこもって蒸し蒸ししてしまいます。
温度管理は常温ですが、空調が入るので30℃まで上がるような事はなく、夜もそこまで冷えません。
カップは一般的なアクアリウム専用のLED照明の下におきましたが、あまり照明器具に近すぎると熱を貰ってしまうので注意します。
光、温度、栄養に配慮すれば、意外と簡単に維持や増殖も可能です。
水中で重要な二酸化炭素は、空気中から吸収出来るので、とくに手を加える必要はありません。
好きな水草が、元気に増える姿を目にするのは嬉しい日常です。
ではでは(^^)