◆マーブルハイドロシナスガー Boulengerella maculata 販売は多くはないが飼育しやすく混泳も可能!上層を好む性質。
ノーマルのハイドロシナスガーとは異なり、全身に入る模様が印象的であり、成長とともに変化していきます。
ガーと名が付きますが、現在も飼育販売可能なカラシングループの魚類になります。
飼育規制が入ったガー(Lepisosteiformes)は、耐寒性を持ち日本の冬も生き延びる力を持ち、在来種への影響を懸念さました。
本種ハイドロシナスガーは、日本の冬を自然下で生き延びる耐寒性を持ちません。しっかりとヒーターを設置し、26℃前後の水温をキープします。
ガーの飼育販売に規則が入り、上層を泳ぐキャラクターを探している方には嬉しい魚種です。
https://www.fishbase.se/summary/12405
◆飼料は生き餌を好みます
↑小赤を食べた直後で腹部が膨れています
個体の大きさに合わせメダカや金魚を好んで食べます。
クリルなどの乾燥フードや、カーニバルのような人工フードへは慣れが必要です。
こちらも食べてくれるようになればだいぶ管理は楽になり、チャレンジはしておきましょう。
なるべく空腹にさせてから与えてみたり、水面に叩きつけるなど試行錯誤してみると食べ始めるきっかけとなることも。
◆混泳にはセパレーターも準備しておく
本種は上層を好んで泳ぐため、中層〜下層を好んで泳ぐ魚と組み合わせるのがセオリーです。
本種は40cm程になるため、ポリプテルスや中型のバルブ、シクリッド、ナマズなどが候補に挙げられます。
成長途中の個体を組み合わせることもよくありますが、口に入る体格差の魚は食べようとしてしまいます。
微妙で心配な時は、セパレーターを準備しておきます。
◆管理する際には『飛び跳ね』や『衝突』に注意
↑撮影時も飛び出し注意でした
遊泳力の高い魚なので、飛び跳ねや水槽への衝突には気をつけます。
フタの設置を行い、日常から驚かせないような環境で管理しましょう。これは大きな問題にならない他の魚たちにも優しい環境なので、できる限り心掛けると良いです。
バックスクリーンの良いなシートを、水槽背面だけではなく、側面にも貼ると多少の衝突予防効果が期待できます。
目の良い魚なので、透明なガラスよりもシートがある方が衝突しづらくなります。
◆似た品種とは?ガーのようなシルエット
ハイドシナスガーの他には、ブラントノーズガーやニードルガーといった魚種もガーに似た品種として知られます。
みな細長い体型に、尖った口先を持ち、上層を好んで泳ぐ肉食性の強い性質です。
古代魚のガーほどの大きさにはなりませんが、逆に言うと一般家庭で準備しやすい水槽での飼育がしやすいというメリットもあります。
流通はまちまちでタイミングを外すと、数ヶ月見つからないこともありますが、手に入らない魚ではありません。
混泳を計画される場合には、うまくセパレーターも活用して大きさに気を配ると良いでしょう。
失敗は誰でもしたくないものです。
ではでは(^^)
https://sakana-tachihara.com/2019/12/11/https-wp-me-p8ix9b-3sp/
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