◆金魚を知るための金魚とは?!調子を見分けるのにひと工夫しています。
金魚のコンディションを見極めるのは、簡単ではありません。それはなぜかというと…
金魚が隠すからです!
金魚の祖先は鮒(ふな)であり、つまりは魚類です。
生態系の中では弱者に入るため、弱っているのが外敵にバレてしまうと、食べられてしまう危険が上がります。
そのため、調子が悪くても、悪くないように見せるのが本能として刻み込まれているのです。
◆ヒレの観察は分かりやすい!
そんな金魚のコンディションを知るのに分かりやすいのは、背びれの動きです。
元気な個体を観察していると、ピンっと張っているのが分かります。
調子が悪い時には、背びれをたたんでしまいます。ここを注意して観察できれば、異変にいち早く気がつき、水換えや塩を入れるなど対策が出来ますね。
◆気がつくと背ビレに微妙な動きも…
ヒレを畳む回数が多かったり、痙攣(けいれん)のようにピクピクっと動いているのが観察された場合も、不調を疑います。
基本的に背ビレは広げているか、時折畳んでも直ぐに広げます。これが元気な状態です。
同様に尾ビレや、胸ビレも広げているのが元気な状態なので、背ビレに準じて観察すると良いですね。
◆らんちゅう水槽へ、背ビレをプラス!?
ひとつ問題として、らんちゅうには背ビレがありません。同系統の江戸錦や桜錦、〇〇らんちゅう全てに当てはまります。
そこで、コンディション把握の手段として琉金や出目金、オランダ獅子頭など背ビレ持ち金魚を入れておくのもありです。
その子がいれば、不調のサインを教えてくれるというシナリオです。
是非好みの背ビレ持ちを選びたいですね!
ではでは(^^)