◆水槽で楽しむ昭和三色(しょうわさんしょく)
◆緋・墨・白の三色を持ち、名前のとおり昭和の初期に作られた御三家(紅白、大正三色、昭和三色)のうちの1品種です。
口先や頭部にも墨を持ち、白地は比較的少ないのが特徴です。近年、白地の多い昭和三色を見かける機会も増えましたが、大正三色とあきらかに異なり、口先頭部体全体に墨がしっかりと入ります。
◆色変わりは昭和三色の特徴
他品種に比べ変化が激しく、幼魚期に墨がしくなくても5歳くらいまでは、水槽飼育下の大きさに変化の少ない飼育スタイルであっても、年齢を重ねることで十二分に変化が起こります。
昭和三色は将来性を見越して選魚する魅力が高い品種と言え、熟練した愛好家であっても墨の変化には驚かされるものです。
◆昭和は墨に注目して…
①胸鰭に元黒が入る(胸鰭付け根の墨)
②連なった形状と面積が大きく、腹部より背中にかけて巻き上げている
③緋盤と墨が絶妙に交差しながら、墨が緋に溶け込むのではなく、くっきりと塗り分けられたようなメリハリがある
④間から見える良質な肌地の白色わ持ち合わせている。
これらを満たすモノを良魚としています。
◆水槽内で魅力を引き出す
昭和三色は大正三色よりも強く濃い墨質の個体が多いですが、水温が高温になる夏季は、やはり緋・墨共に薄くなる個体が多いため、水温・溶存酸素・水質のをチェックすると良い。
水温が落ち着く秋頃からのが、昭和三色の発色の魅力を、引き出すことがしやすくなります!
◆幼い個体の流通量も多く、鰭長タイプや、ドイツタイプも見かける機会はあります。
ホームセンターでも取り扱われてお、熱帯魚ショップ、錦鯉店など、身近で入手可能な場所を探し、好みの個体選びを楽しめます。
インターネットでの販売もらあります。幼い個体は選ぶ事が出来ないこともありますが、着た個体の成長変化を楽しむのとは、変わらず楽しめます!
|