◆バリスネリアPart3、スレンダーバリスネリア、コントーショニスト(スクリューバリスネリア)、スピラリスとは。
◆スレンダーバリスネリア
日本🇯🇵?に分布すると思われるバリスネリアの仲間です。
よく似たナナとは別系統の極細種。本種には虎斑模様が入らず、ナナのように葉先がだんだんシャープになるのではなく、先端近くになって急に尖る点などで見分けることが可能です。
ナナが出回る前から国内で流通していた「ミニミニテープ」と同一のものと思われます。これは徳島県原産という情報もあり、大変興味深い!
流通量は多くはそこまでありません。定番であるスクリューバリスネリアや、スピラリスが良く見かける品種です。
◆バリスネリア・コントーショニスト
別名コークスクリューバリスネリア
改良品種のバリスネリアの仲間です。葉の長さ60~70cmになるコークスクリュータイプのバリスネリアのひとつ。
葉のやわらかさで言えば同属種で隋一だろう。触ればすぐにほど特徴的である。そのせいか、輸送で傷つきやすいのが難点に。
水槽に馴化(じゅんか=環境に慣れた)したものはノーマル同様簡単に育てられる。
葉が細く野暮ったさが出ない。光量が多いほどねじれは強くなる。
流通量も多くホームセンターでも取り扱いがよく見られ、育成難易度、販売価格含め初心者に向く水草のひとつです。
◆バリスネリア・スピラリス
アフリカ、ヨーロッパに分布するバリスネリアの仲間です。
リボン状の線形の葉は、長さ50~200cmになりますが、水槽内では長さ50cm程度です。
たいへん強健で、低床材は大磯系、ソイル系のどちらでもよく、水質も硬水を選ばない。明るさ、演色性、色温度が低く、水草に有効な波長も弱い一般的な観賞魚用ライトでも育ちます。二酸化炭素の添加と施肥も基本的に必要ありません。
まさに初心者向きの水草の代表と言えます。流通量も多くホームセンターで見かけ、鉛巻きの形状で安価で販売されています。