◆聞き馴染みからそうでない水草4種!アクメラ・レペンス、アマゾンチドメグサ、ヒドロコティレ・シブトロピオイデス、カロリーナコビラグラスとは。
◆アクメラ・レペンス
アメリカ南部🇺🇸、中米、南米に分布するキク科の植物です。
弱い鋸歯の付く卵形の葉を付け、ルドヴィジア・レペンスをスマートにしたような姿。沈水化することで小型になります。
基本的に丈夫で大磯、二酸化炭素の添加無しでも育ちますが、綺麗に育てるにはソイルに二酸化炭素も使用します。
茎の上部に付く葉に光がよく当たっていると、葉柄と主脈の根元部分が赤く色づきます。
◆アマゾンチドメグサ
メキシコ🇲🇽、アルゼンチン🇦🇷などに分布するウコギ科の植物です。
円形から腎臓型の葉は基部で深く切れ込み、葉縁はゆるく波打ちます。葉は相互して付き、茎は通常は斜上するため、後景のハシに植えるのにもってこいです!
照明や二酸化炭素の要求も高くはなく、幅広い環境に対応するため、初心者にもおすすめの草です。
◆ヒドロコティレ・シブトロピオイデス
日本🇯🇵、東南アジアに分布するウコギ科の植物。葉の直径が0.5~2cmの小型種。
マリチマの名称で以前から流通はあったが、オーストラリアンドワーフハイドロコタイルとヒドロコティレ・ミニという育て易く、背丈も低く抑えやすい種類の台頭により、見る機会が減っているのは残念。
強光にしても、上へと伸び易く、葉の切れ込みが顕著なこともあり、野趣(やしゅ=しぜんなまま、素朴な様子)に富む印象です。
◆カロリーナコブラグラス
アメリカ南部🇺🇸、南米南部に生息するセレ科の植物です。別名リラエオプシス・カロリネンシス。
葉の長さ4~20cmの細長い葉を立ち上げます。前景草のブラジリエンシスの倍ほどのサイズになる大型種。
地下茎を横走させながら分枝を繰り返して増殖します。
育成はブラジリエンシスに準ずるが、本種の方が育成は容易です