◆日本に生息するハイグロフィラのオギノツメ、ダッチ風に人気のスタウロギネ・スパトゥラータ、ロベリアカージナリスとは。

 

◆オギノツメ

日本🇯🇵、東南アジアに分布するハイグロフィラの1種です。

ポリスペルマをシャープにした印象で、強光と二酸化炭素の添加が有効。成長は遅いものの、育成はそれほど難しくはない。

灰緑色の葉は、紫帯びることもあり、派手ではないが落ち着いた美しさがあります。

 

 

◆スタウロギネ・スパトゥラータ

インド🇮🇳、マレーシア🇲🇾に分布するキツネゴマ科の植物です。

ヘラのような形をした葉を付けます。灰緑色。よく似たキンバリーハイグロよりクセがなく育てやすい。

二酸化炭素の添加は必須で、大磯でも育成可能だがソイルの方が無難です。

成長スピードは遅いため、前景から中景向きです。

 

 

◆ロベリア・カージナリス

北米に分布するキキョウ科の植物です。

ストリートとも呼ばれる、スロープ状に植えられた群生美が有名で、ダッチアクアリウムのキーアイテムとなっています。

成長をコントロールしやすく、前景から続く緩やかな勾配を作りやすい。本種があるだけでダッチ風に見せることが出来ます。

大型化しないように、密集させて植え込み肥料を控えると、通常よく見る円形の小さな葉を付けます。

 

 

◆ロベリア・カージナリス ウェービー

名前の通り葉縁が波打つのが特徴の改良品種です。カージナリスにはこの他にもスモールやミニと呼ばれる小型種や、花色の違う園芸品種が複数存在している。

水鉢で抽水育成もでき、乾燥させなければ庭植えも可能。水上では1メートル以上に育ち、鑑賞価値の高さから改良品種も多くなっています。