◆水草中景レイアウトに使える4種類。バコパ・コンパクタ、斑入りモンニエリ、パールグラス、ニューパールグラスとは。

 

 

◆バコパ・コンパクタ

改良品種のバコパです。ノーマル種よりもコンパクトで、強い光の下では這いながら生長するタイプです。

切り戻しを繰り返しながら、背を低く保てます。基本的には丈夫な草ですが、より綺麗に育てるには強光量と二酸化炭素の添加、ソイルが有効です。

 

 

◆斑入りモンニエリ

改良品種になります。白い雪が降るように、細かい斑模様が葉全体に入る散り斑タイプです。

育成はやや難しく、環境はしっかりと整えたい。光を強くしても斑は消えやすい。反面、水上では育成用意で斑も消えません。

屋外飼育に向きますが、生態系への被害を防止するため逸出には、くれぐれも注意します。

 

 

◆パールグラス

北米に分布する人気の水草です。透明感のある緑色で小さな葉を付け、本種の群生は定番とはいえ、やはり素晴らしい!

以前使用されていた学名は別種のもので、すでに絶滅している可能性が高いとのことだ。本種はフロリダ州の固有種です。

ソイルでも良いが酸性に傾き過ぎないように気をつけます。

 

 

◆ニューパールグラス

突然変異種の水草です。パールグラスが3~4輪生するのに対し、本種は対生するのが特徴です。

這う性質が強く、前景に使うのであれば、こちらの方が適しています。光が弱いと上へ伸びていこうとするのはノーマル同様。

前で使いたい時は強光を用意し、見合った二酸化炭素も添加する事で、光合成により気泡を付けた群生は目を惹きつけます。