◆ビオトープやスイレン鉢に使える浮き草の種類。メダカや金魚に使える水草とは。ヒメウキクサ、アオウキクサ、コウキクサ、ヒナウキクサ
◆ヒメウキクサ
Landoltia punctata
『葉状体』と呼ばれる葉っぱと茎が形を変えた形態をしている浮き草です。光沢と綺麗な緑色をした葉状体は鑑賞価値もあり、ちょっとしたスイレン鉢などにメダカと合わせるのも可愛らしいです。
日本にも分布します。そこまで強い光量は無くても良く、テラリウムでも利用できます。
流通量は少なくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆アオウキクサ
Lemna aoukikusa
水田などで見かける日本固有の浮き草です。上記してある学名は世界共通のもので『aoukikusa』となっています。
暖かく明るく栄養豊富な環境を好み、水槽でも簡単に増殖します。一年生のため、種子で越冬し春から発芽するサイクルです。
流通量は少なくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆コウキクサ
Lemna minor
南米を除く大陸に分布する浮き草で日本にも生息します。左右非対称な葉でやや厚みがあるのが特徴的です。
アオウキクサと違い冬でも枯れずに葉状体で過ごす常緑性の浮き草です。
流通量は少なくホームセンターでは難しいです。稀に園芸コーナーで扱われていることもあります。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ヒナウキクサ
Lemna minuta
南米に生息の植物ですが、日本、東アジア、ヨーロッパにも帰化が確認されています。寒さに強く葉状体のまま冬も越せます。
小さな葉姿は、完全に取り除くのが困難な面もありますが、水槽内の過剰な養分を吸ってくれたり、強光を遮る役割を持つのは重宝することもあります。
流通量は少なくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。
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