◆中景を彩るオススメ水草たち。ブリクサショートリーフ、バークレアロンギフォリア、オグラコウホネ、インドネシア便など。
◆ブリクサ ショートリーフ
Blyxa japonica
小さな草原が作れるような水草です。中景でこのように10~20cmくらいの高さで使える嬉しい品種です。
葉の色味は緑色、茶色、紫色、赤色と色彩を見せます。これは光の強さで影響を受けます。
弱酸性の水を好み、ソイルに二酸化炭素の添加がポイントです。
流通量は多いので、店頭や通販共に入手はしやすいですが、ヤナギスブタ、ブリクサ ロングリーフなど類似品種類と間違わないように気をつけましょう。
◆ブリクサこの3種類を知っておく!人気の水草ブリクサ ショートリーフ,ジャポニカ、ロングリーフ。
◆バークレア ロンギフォリア
Barclaya longifolia
ニムファとはひと味違った形の葉を持つスイレンの仲間です。細長く赤色に染まります。
育成では休眠を取る水草のため、数ヶ月葉を茂らせた後、数週間の葉を落とし、再び新芽を出します。枯れたと勘違いしないようにしましょう。
低水温を好まず、長期維持には低床肥料が効果的です。
流通量はそこそこありますが、球根の状態は葉が付いているものを選びます。葉がないと休眠状態や腐っている可能性があるからです。
◆オグラコウホネ
Nuphar oguraensis
日本に分布する水草です。水中生活に特化した葉を生やしますが、水上葉も形成します。自生地では湧水のある場所でよく見かけられます。
8~15cmほどの大ぶりの葉を付け、ゆらゆらと揺れる姿は癒され、育成環境として水の流れがあると良いです。こまめな換水と二酸化炭素の添加も有効です。
流通量はショップ、通販共に見られますが、在庫があったりなかったりの波はあります。
◆コウホネ SP
Nuphar sp
インドネシア便で「コウホネspタイワン」の名称で入荷するタイプがあります。
先ほどのオグラコウホネと似ますが、柱頭盤が赤味を帯びる別種です。
明るい緑色の沈水葉をつくり、導入後の環境適応力も高く、水槽栽培に最も適したコウホネの種類の1つです。
超レア種ではありませんが、流通量は定まっておらず、水草に強いショップや通販での検索が入手の近道です。ビオトープ用のものとは異なります。
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