◆その他のメダカたち。
※写真は『鉄仮面』イメージです。
◆菊鱗黄金メダカ(きくりんおうごんめだか)
2010年に愛媛県『菊鱗園』の橋田氏の元で出現したメダカでした。全身に広がる黒色は、通常の色付きとは異なり、内臓を包む真皮が、個体ほぼ全体に広がったという稀な個体でした。
累代繁殖されているが、なかなか全身を包むほどの黒色個体は現れていないそうです。
◆ふぶきメダカ
2006年に埼玉県の三上氏の元で出現。背部に一本の輝青色の線を持ち、体側にも同色の光沢部位を持ちピカピカした印象です。
本種も黒色細胞の影響が特異に出ているタイプのメダカで、遺伝性は確認されていないのが、残念なところです。
◆腹黒メダカ
こちらも、内臓を包む黒色素胞が濃く現れたメダカです。品種にとわず稀に現れますが、超レアな存在です。
◆鉄仮面(てっかめん)
2007年に埼玉県の藤井氏が最初に、のち2008年に栗原氏が2代目鉄仮面を発見しました。
現在、さまざまに使われる鉄仮面という呼称のオリジナルはここが発進でした。
◆三つ尾メダカ
2013年に広島県と神奈川県でほぼ同時期に1個体ずつ発見されました。
尾ビレの形が、通常みられるフナ尾ではなく、琉金や出目金のような三つ尾に変形したメダカです。
◆しゃちほこメダカ
脊椎骨が途中から上向き曲がった骨格異常で、その尾ビレを上げたような姿から、天守閣に飾られる鯱(しゃちほこ)に例えられました。
◆夢ラメ尾ビレ一周光
岡山県の国富氏が系統的に固定させた品種。ヒカリ体形に独特の輝きが身体を一周します。
このほか、メダカ品種にご興味のある方は、こちらもどうぞ。