別名 天女の舞(てんにょのまい)
熊本県『松井養魚場』で見つかったことが名前の由来です。尾ビレが扇状に大きく伸長し、背ビレ、尻ビレも伸びます。普通のメダカとは雰囲気が遠目で異なります。
スワローメダカは軟条が櫛状に伸びますが、この松井ヒレ長はヒレ全体が大きく伸長するのも特徴です。
本種を他品種と交配すれば子孫に遺伝し、バリエーションが知られています。
※写真はイメージです。
◆スワローメダカ
別名 風雅(ふうが)
各ヒレの軟条の一部が突出するメダカです。オリジナルは楊貴妃(ようきひ)、楊貴妃透明鱗で、こちらもさまざまなバリエーションが知られています。
優雅さもありますが、ワイルド感も醸し出す独特の表現メダカです。
◆サムライメダカ
ヒカリ体形のメダカで、背ビレが部分的に分かれて二又しているのが特徴です。その背ビレの形状が日本刀のように見えることから、サムライと名がつきました。
背びれを2つ持つ魚類は普通にいるので、ハイブリッドされたような感覚にもなりました。
バリエーションが知られ、琥珀上下サムライメダカなども出現しています。
◆新体型
背ビレは普通体型メダカ。尾ビレはヒカリ体形メダカの特徴を持つ品種です。一時期はダイヤモンドテールと呼ばれていたことも。
マニアックなメダカで、体全体で見たときに尾ビレが目立ちスタイルが良く見えます。ただし出現率は低くレア度が高い存在です。
◆ダブルテール
尾ビレが二又に分かれるメダカです。ヒカリ体形のメダカの中から時折現れる存在ですが、骨格遺伝という現象なので、今後、ダブルテールの出現率アップも可能性があるとされる品種です。
熱帯魚のベタにも『ダブルテール』という品種がおりますが、よく伸びた尾ビレはハート型にも見えるので今後の展開にも期待です。
メダカの品種を知りたい方は、こちらもどうぞ。