◆人気の前景草。通販便利な育成方法や特徴とは。ミリオフィラム・ガイアナドワーフ、オーストラリアン・ノチドメ、エキノドルス・テネルス、リシア

 

 

◆ミリオフィラム・ガイアナドワーフ

 

 

葉っぱの形が可愛らしいミリオフィラムの仲間です。ミリオフィラム・マトグロッセンセに似ますが、より小型なタイプがガイアナドワーフです。

成長がそこまで早くないため、トリミングが楽に管理でき前景~中景で利用できます。トリミングを繰り返し「こんもり」させると目を引く存在感が出てきます。

 

【育成環境目安】

光量強め

二酸化炭素強め

弱酸性~中性

硬度低め

20~26℃

 

 

 

 

 

◆オーストラリアン・ノチドメ

 

いくつかの流通名で販売されている人気のある水草です。

オーストラリアン・ヒドロコティレ

オーストラリアン・ノチドメ

ハイドロコタイルなどなど。

 

身近な植物だと『四葉のクローバー』に似た水草です。似た水草にはウォータークローバーや、ヨーロピアンクローバーなどありますが、本種は葉の形が大きくよりクローバーらしさがあり可愛らしいです。

成長とともに、横へ匍匐(ほふく)するタイプですが、流木や石などにぶつかると乗り越えるように育ちます。オーバーハング(せり出しているような場所)に好んで利用する方も。

 

本種は、強い光量で二酸化炭素不足をカバーできる面があり、比較的育成しやすい水草と言えます。条件が良いと成長速度も早いので、トリミングを行い光が均等に当たるようにします。

【育成環境目安】

光量強め

二酸化炭素強め

弱酸性~中性

軟水

20~28℃

 

 

 

◆エキノドルス・テネルス

 

古くから人気のある前景草の1種です。アマゾンソードと同じエキノドルスという水草の仲間です。光量は普通程度でも育ちますが、底床肥料はしっかりと添加する事が上手く育てるポイントです。

他種の水草と混植する使い方もあります。新芽は柔らかく、ヤマトヌマエビの食害に合う事があります。

 

【育成環境目安】

光量普通(60w2灯くらい)

二酸化炭素多め

弱酸性~中性

軟水

20~28℃

 

 

 

◆リシア

 

 


本来は浮き草ですが、水草レイアウトでは、いろいろな使い道があります。

ウィローモスのような活着性は無いので、石などに糸で巻き付けて利用しますが、くっついている訳ではありません。先程のエキノドルステネルスのような前景草に絡みつかせれば、活着したように見せられます。

気泡をよく付ける美しい水草ですが、水中育成では強い光量としっかりとした肥料添加が効果的です。

【育成環境目安】

光量強め

二酸化炭素普通

弱酸性~中性

軟水

20~28

 

 

水草も最寄りのショップやインターネットからも、状態良いモノが入手できる時代になりました。あとは育成者がどこまで出来るか、楽しめるかですね!

ではでは(^^)