◆大事なアクアリウムの『水温計』選び方。

 

水温計は大きく分けると2タイプに分けられます。デジタルタイプとアナログタイプです。デジタルは表示が大きく見やすいですがアナログタイプよりも高価になります。

僕は両方持っていますが、デジタルタイプが主力です。理由はわかりやすく異常にも気がつきやすいからです。アナログのメモリはいちいち確認する必要がありますが、デジタルは自然と目に入ってきます。なので一つ目にお勧めするのはデジタルが多いです。とはいえ道具は使いようですので、相性が良さそうなモノがあれば使ってみることですね!

 

 

【デジタル版】

1.メモリー機能付き

 

こちらがよくおすすめするデジタルのメモリー機能付きのタイプです。基本的にヒーターとフィルターがちゃんと動いていれば水温に異常が現れることは少ないのですが、それでも変化が起こるのが『夜間・明け方と日中』です。夜は下がり昼は上がります。両方ともに把握していれば良いですが、ほとんどの人は毎日チェック出来ません。

そこで重宝するのが最低最高を記憶してくれるメモリー機能です。これがあれば温度変化を把握できます。水槽にトラブルが起きた時に、水温を原因として残すか外すか出来るだけで、かなり有益な情報となります。

せっかく1つ購入するならばこちらがお勧めです。

デメリットは防水ではないこと、水中にセンサーコードを伸ばすので、ちょっと邪魔な事です。

 

 

2.水槽内に貼る

 

コードが無くスッキリした見た目です。デメリットはコケとる時に邪魔になる事、水中で落ちたら付け直すのが手間、魚(金魚など)が突いて外してしまうことです。上記3点が気にならない方は相性が良い水温計です。

 

 

 

3.水槽外に貼る

 

水温と室温も、把握できます。身体がぶつかるなど、ある程度の衝撃で落ちてしまいます。多少室温の影響を受けますが、コードも無いのでデザインを気に入ればどうぞ!防水ではありません。

 

 

 

【アナログタイプ】

 

4.きっちり測れる水温計

 

 

デジタル水温計も含まれますが、上下1.5度のズレは精度的に誤差が生じます。そんな中で誤差0.5まで抑えたというのがピタッとシリーズです。

どうせアナログを購入するならば、ピタッと測れるこのシリーズはお勧めです。

 

 

 

6.スリムなタイプ

 

水槽内に設置しますが、やはり目立たせたくないと考える方は多いです。価格も安めです!

 

 

 

7.昔ながらの

 

 

昔は水温計と言ったら、このタイプでした。劣化すると張り付きづらくなりますが、ゴムを外して熱湯につけると復活することも!水槽の数が多く、全てに取り付けるなど安価で心強いです。

 

 

※おまけ赤外線温度計の存在。

 

 

水温を調べる上で変り種がこの赤外線温度計です。水中に触れる事なく、水槽に向けてボタンを押すだけで水温を測ることができます。

問題としては、まずアクアリウム専用がない(流通が乏しい?)ため、どれを買って良いか分からない点です。

それによる、信憑性です。私は2000円くらいのを使用してますが、同じ水槽を2~3回測ります。数値に違和感を覚えることは多くあくまで目安を知るくらいの感覚です。ヒーターが故障していれば明らかに下がりますし、数ある水槽が隣同士でおかしい時にアバウトに調べるためなど。

 

水温は、生体を管理するうえで、とても重要な器具です。しっかりと選ぶと良いですね!