いつ入荷してもメダカみたい・・・

とは言い過ぎですが、図鑑とはだいぶ違う状態(若魚)でレインボーフィッシュは届くことが多い。

たぶん、店頭で見かけても

『思ってたのと違うな~』

『実物はこんなものか~』

『このPOP(写真)の魚どこにいるんだろ?』

などとスルーされてしまいます。

いやいや、

 

ここからの成長変化が楽しいんですけどね。

小さくて綺麗な4種をご紹介します。

 

◆ニューギニアレインボー


(熱帯魚)ニューギニアレインボー

この超個性的なヒレをたなびかせて泳ぐ姿にグッときますw

この特徴が出るのはオスだけですが、なぜ美しい姿をみせるのか?

それはメスにアピールするため。

だからオスもメスも飼うことで、『フィンスプレッディング』を見る機会が増えます。

※ヒレを広げてアピールする仕草。

 

 

◆ポポンデッタ・フルカタ


(熱帯魚)ポポンデッタ・フルカタ

通称フルカタさん・・・とかってに呼んでいます。

(ほんとうに勝手に呼んでるだけなので通用しませんのであしからずw)

メダカに混ぜたら分からなくなるんじゃないかという個体が届きます。

 

水族館にある大型混泳水槽で、名前も書かれていないような魚にいそうな姿が好きです。

僕が似ていると思うには理由もあって、背ヒレが2つあるんですが、これはレインボーフィッシュの特徴で、アジやマグロなども2つ持っています。

こまめに閉まったり広げたりしているので、機会があれば観察してみてください。

 

 

◆バタフライレインボー


バタフライレインボー

成長したヒレに目立つ、黒いポルカドットが美しい。

やはりオスの特徴で、オスメスともに飼育するのがお勧めです。

入荷時は、ヒメダカみたいですw

もともと小さい魚なので、特徴的な模様を楽しむには少し大きく育ってくれてからが本領発揮です。

水上層を中心に、活発に泳いでくれます。

 

 

◆シュードムギル・SP・ティミカ


(熱帯魚)シュードムギルsp.ティミカ

覚えづらい名前なのは学名を流通名に使用しているためです。

SPとは、正確な種の断定にいたっていない魚に使われます。

ティミカは地名ですね。

安定的に目にするようになってきました。

やはり成長とともに美的ポテンシャルを見せてくれます。

まだ価格も比べて高く、飼育でも神経質な面を感じます。

今日の4種では最高峰の存在か?!

※サムネイル(表紙)はこの魚です。

 

すぐに売れないから?

入荷していつも思うのは、当分うれないだろうな・・・ということです。

ただの地味なメダカみたいな魚なんですw

 

性格的にも混泳しやすいんですけどね。

実は、ビギナーも見逃せない存在です!

写真のような姿になりますので、地味な状態でも選ぶと良いですね。

ではでは(^^)