◆屋外での、ミナミヌマエビの冬越し方法とは?

ミナミヌマエビは日本に生息するエビなので、越冬するポテンシャルは持っています。

しかし、私たちの管理となると、やはり自然界とは大きく違います。

主に気をつける4つのポイントを紹介します。

 

 

◆なるべく大きな入れ物で管理する。

『水量』は、多いど”ロス”しづらくなります。

小さい水槽や器で飼育していた方は、

スーパーなどで、大きめの発泡スチロールを貰ってきて、

冬の間はそこで暮らしてもらうのも良いです。

60ℓくらい入ると良いのですね。

設置する場所も、なるべく温度変化が少ないといところがお勧めです。

生き残る個体は増え、春になればまた、かってに増えていきます。

 

 

◆越冬中はエサは与えない

寒くなって多い失敗が、エサの与え過ぎです。

水温の低下とともに、ほとんど動けなくなるので、エサを与えても食べなくなります。

今まで通りに与える事で、殺してしまうのは、せつないですね。

心配な方は、固形フードを落として、1時間後に回収するなど方法はあります。

食べに集まってくるのか?

食べる量は減っているのか?

など、貴重な情報収集にもなりますよ。

この時に、水温なども測っておけば、

来年以降の管理により役立ちます。

 

◆エアレーションは、あった方が良い

有りか無しかで言ったら、付けておいた方が、生存率はあがります。

水が回転しますし、バクテリアにも良い。

屋外で、コンセントが近くにない場合は、しょうがないですが、

もし近くに電源が取れれば、付けておくと良いでしょう。

 

 

◆入れ物に”直射日光”は当てない!

季節とともに、日の入り・角度も変化が見られますよね。

直射日光は、一見暖かくなって良さそうですが、夜との急激な温度変化を生み出す原因です。

特に小さな入れ物は、悪影響を受けやすいです。

簾(すだれ)やコンパネ板、波板、トタン板などでも良いので、

ガードすることをお勧めします。

当てない事が無難ですね。

 

 

屋外での、ミナミヌマエビ越冬作戦ですが、環境を整えると、ほぼ『放置』状態になります。

生態の活動は、かなり減り、エサも与えなくても良いほどです。

何かしら、水草は入れておくと良いでしょう。

それでは!