◆ブリクサ選ぶならばどれにする??
水草レイアウトで人気の1種が『ブリクサ』という水草です。
しかし、このブリクサは何種類かが流通しています。
育成が少し難しい面があるので、しっかり特性を掴んで、管理方法を気にすることで失敗を減らすことが出来ます。
あなたが購入したのは、どちらのタイプでしょうか??
◆ブリクサ・ショートリーフ
レイアウトで使用するならば、こちらの『ブリクサ』を使用しましょう。
背丈があまり高くならない水草で、レイアウトの前景~中景草としても重宝します。
育ち方で勘違いされやすいのは、グロッソスティグマや、エキノドルステネルスのように、自ら横に広がっては行きません。
見た目はぜんぜん違いますが、ルドヴィジアやロタラといった水草と同じ『有茎草=ゆうけいそう』の仲間になります。
逆に言うと、勝手に広がらないのでレイアウトに使いやすいとも言えます。
◆ブリクサ・ジャポニカ
※マリモの後ろに生えています。
こちらがクセ者??になってしまうかもしれません。
流通名はブリクサ・ジャポニカ
Blyxa novoguiensis=ヤナギスブタなど。
日本にも生えている水草で、ブリクサ・ショートリーフと似ていますが別種です。
そして、1年性の植物です。
つまり上手く育てても、1年で枯れてしまうということです。
水槽内での育成も可能ですが、「1年って結構持つな!」という見方もできますが、育成も簡単とは言えず、あっという間に枯れてしまうこともあります。
「だったら『ブリクサ・ショートリーフ』にしようか。」となります。
◆背の高いブリクサもある
◇ブリクサ・ロングリーフ(ブリクサ アウベルティ)
上手く育てることができると、見事な姿を見せてくれますね!
やはりこちらも、簡単とは言い難い水草になてしまうかもしれませんが、専用の照明や二酸化炭素を導入している水槽であれば試してみるのはアリだと思います。
◆ジャポニカの流通は意外と多い?!
よく見かけますので、知らずに購入していた方も多いのではないでしょうか。
使い方は人それぞれなので、花瓶に花を生けるように「短期的に飾る」という方法も。
水を張った器に飾るとインテリアとしてもさまになります。
元から水中化しない”ドラセナ”なども、育たないけどしぶとく枯れないので、使い方次第ですね。
いろいろと楽しむきっかけになると幸いです。
ではでは(^^)