◆はじめてシュリンプを飼うのに心配な4つのこと。

はじめてレッドチェリーシュリンプやダークブルーシュリンプなど小型シュリンプを飼育するときは、準備をしっかりしました。

やはり1匹1匹が小さいけれども高価なため、予算に合わせてたくさん飼育したかったからです。

ここは1匹たりとも殺したくないと思ったからです。

そして、あわよくば繁殖もさせたい。

「できれば水槽を綺麗なエビで賑やかにしたい!」

大丈夫です。飼育環境が安定すれば自然と繁殖し稚エビを見ることが出来ます。

そのために必要なポイントをご初回します。

 

 

◆水量は最低30リットル確保する

水量は多いほど水質が安定して、エビがロスしづらくなります。

最低でも30リットル近く入る水槽を準備しましょう。

エビは魚に比べて、水質悪化に敏感な面を見せるため、水量に余裕を持って計画。

10リットル水槽で10匹くらい飼育できますが、なんだかんだコロッと★になってしまう事は多いです。

逆に「90cm水槽でシュリンプと水草を飼育する」なんて贅沢で夢があります。

いきなりそこまではできませんから、無理のない範囲で水槽の大きさを選びましょう。

 

 

◆ソイルをしいて水質を安定させる

次に水槽に敷くソイルがポイントです。

砂利もありますが、エビにはソイルが相性良いです。

エビが好む『弱酸性の水質』を作ってくれ、日常的に目に目ないものを両手でツマツマとついばんで過ごします。

熱帯魚専用ソイルや、水草専用ソイルでも飼育可能ですが、エビ専用ソイルを使用するとより良いでしょう。

 

 

◆フィルター設置で良いろ過をしっかりと

フィルターは、稚エビが吸い込まれないタイプのものを選びましょう。

生まれたての大きさは、1ミリ以下なので相性の悪いフィルターには吸われてしまいます。

吸い込み口にスポンジをつけたり、底面フィルターを利用するなど対策を考えましょう。

さらに、フィルターのろ過能力を上げるために、ろ材を追加するなども効果的です。

コロッと★になる突然死では、水質に問題があることがしばしばです。

フィルターの浄化能力を上げることが解決策となるのを覚えておきましょう。

 

 

◆外敵と水草に気をつける

基本、シュリンプ単独飼育がベストです。

魚がいると、稚エビは食べられて増やすことができません。

また、親エビも脱皮前後は動きが鈍り、とくに直後は身体が柔らかく致命傷をおうリスクがあります。

エビは、水草ではウィローモス(コケ)を好んでついばむので、相性が良い組み合わせです。

気をつけるのは、『残留農薬や過度の肥料分』です。

これは水草を濯いだだけでは、残っているケースがあります。

入れる水草は『無農薬』など記載されているものが安心です。

 

 

◆設備を整えるにこしたことはない!

底に敷くソイルや、相性の良いフィルターを準備することで、飼育の失敗がグーンと減ります。

下手な餌や水質調整コンディショナーに頼らずとも、時間の経過と共にエビが繁栄していきます。

土台が整っていれば、シュリンプのコンデションが上がり、死にづらくなります。

飼育をしながら観察していると、あらたに気がつくことも出てくるでしょう。

これも経験値になりますね。

まずは、死にづらい水槽でスタートのつまづき予防です。

ではでは(^^)

 

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