◆水が臭くなってしまった・・・
ふと気がついたら、
「なんだか水槽が臭いぞ・・・」なんてことが。
このまま放置すると、魚に被害が出てきてしまいます。
嫌な臭いは、水槽が不健康なサインです。
~4つの原因と対策方法とは!~
【原因1】水換え不足
水中に溜まる汚れは、定期的に排出する事で清潔な水質が保たれます。
水温や、エサの量、魚の具合で汚れ方は変化し、悪化に偏ると悪臭を放ちます。
特に温度の高い時は、水は汚れやすいため、前倒しでの水換えが効果的です。
逆に冬場に臭くなることは少なくなります。
◇水換え不足を解消するには
やはり水換えが効果的ですが、活性炭などを追加するのも良いでしょう。
水換えしてもすぐに臭いが出てしまう時は、入れ替える水量を増やしてみます。
また、他の要因も重なってる可能性があるので、他3つの管理を確認してみると更に効果的です。
【原因2】エサのやり過ぎ
エサに含まれる栄養は豊富で、水中に流れ出てしまいます。
「魚が欲しがるのでついつい・・・」
と言うも分かりますが与え過ぎは注意しましょう。
特にヒーターの入らない金魚やメダカは、水温が低いと食欲が落ちてきます。
これは正常な反応ですが、エサの量を減らさずにいると、気づかぬうちに底砂に溜まってしまい、アクシデントの原因になります。
◇エサのやり過ぎ対策
1度に落とす量を減らして、回数を増やす。
長く水中を漂うと、その間に栄養が溶け出してしまいます。
フレークタイプや粒タイプを与えて、2〜3分で食べ切るよいに調整すると良いでしょう。
また、『水を汚しずらいエサ』などに変えてみるのも良いでしょう。
【原因3】藍藻発生
藍藻(らんそう)と呼ばれる、濃い緑色をしたコケは酷い匂いを発生させます。
(実際はコケではなく、バクテリアの集合体なのですが、見た目はコケです。)
エサの残りカスなどから栄養を摂取するため、エサ問題とも関係しています。
◇藍藻対策
水槽から吸い出します。
正体がコケではなく、バクテリアなので、コケ駆除剤は空振りに終わる事があります。
ネット(あみ)で取り出すことも出来ます。
場合によっては、水槽の丸洗いした方が早いパターンもあります。
【原因4】バクテリア不足
水を綺麗に浄化しているのは、バクテリアです。
目に見えない存在のため、軽視されてしまいますが、少ないとトラブルが絶えません。
◇バクテリア不足解消
販売されているバクテリア液を追加しましょう。
サイクルやPSBなどがオススメです。
2~3ヶ月ほど経過してくれば、水槽の砂利やフィルターなどに定着したバクテリアの数も豊富となり、安定してきます。
◆ポイントで消臭するなら・・・
GEX ベストデオ消臭ミスト
このようなアイテムもあります。
水槽や水槽付近の使用出来ます。
◆管理はシンプルに楽をしよう
『水に臭いが出る』というのは、立ち上げたばかりの初期水槽に多いトラブルです。
うまく道具を利用して掃除の手間を省いたり、毎回掃除の度に魚を移動されるかたも多いですが、慣れたらお魚は入れたまま水換えしても良いでしょう。
自分に合った方法で行うと楽になります。
ではでは(^^)