◆メダカは生まれてから、どのくらいで産卵するのか?

メダカは産まれた年に産卵することが出来ます!

卵から孵化して3ヶ月~4ヶ月で産卵できるようになります。

春に生まれた稚魚が成長し、その年の夏から秋にかけて産卵するというとても早いサイクルを持っています。

と言っても、必ずという訳ではありません。

それは成長速度に差があるからです。

 

 

◆成長速度は環境でだいぶ変わる

水温が暖かく餌が豊富にあるほど成長は早くなり、逆は遅くなります。

秋頃生まれた稚魚は冬の間成長速度は低下し、春になっても直ぐに産卵とはいきません。

あきらかに大人になるまで時間がかかります。

別に大人になった時に問題があるわけではないので、変わらず大切に飼育してあげましょう。

 

 

◆今から親メダカを購入しても『産卵』は間に合う??

お店で販売いされている個体は、ある程度成長してきているので、夏頃に購入しても年内に産卵させることは可能です。

なるべく身体の大き目を選ぶと良いです。

また1ペア(雄1匹・雌1匹)よりは、5匹10匹と数を揃えた方が産卵もしやすくなります。

水草や産卵床を忘れずに入れてあげます。

 

 

◆ヒーターをと言う選択肢

メダカの成長は、水温の影響を受けます。

そこで、寒くなっても成長させたり産卵させるためにヒーターの利用もありですね。

しかし・・・

冬を体感させてあげることで、春に産卵スイッチが入りやすくなります。

年中、一定の温度設定をしていると、産卵が鈍った経験がある方も多いのではないでしょうか。

水温を温めることはヒーターがあれば簡単ですが、日本の冬を体感させてあげる程の水温に下げるにはなかなか難しいです。

 

 

 

◆急激な温度変化は厳禁です

日本に生息し、四季の温度に適応するメダカですが、田んぼや小川と、水槽の中では水温の変化が全然違います。

緩やかに影響を受ける自然に対して、水槽やビオトープでは水量が少なく、季節の変わり目には昼と夜でかなりの水温変化が起こります。

病気にもなってしまうので、予防策を考えておきましょう。

冬を超えて春になった時、元気に泳ぎ出してくれると嬉しいものです。

置く場所を変えるだけけでも違いますね。

ではでは(^^)