似てます!大きな緑色の葉をつける水草たち

ホームセンターでも見掛ける定番の水草たちですね。

似ているが別種であり、育成難易度も違います。

初心者にも、ほんとうにお勧め出来るのは??

 

お勧めランキング!!

1位 ニューラージリーフ・ハイグロフィラ

2位 ラージリーフ・ハイグロフィラ or タイストリクタ

3位 テンプルプラント or ミニテンプル

その理由と共に、各種を見ていきましょう。

 

 

◆まず試すなら【ニューラージリーフ・ハイグロフィラ】

【学名】Hygrophila sp.

この『ニューラージリーフ・ハイグロフィラ』は改良品種であり、原種より育成しやすくなっています。

水上型から水中型へ移行するのが速く、多少の環境変化、水質の悪化にも強いです。

二酸化炭素(Co2)の添加や底床添加肥料は無くても育ちますが、ある方が枯れづらくなります。

新芽が白っぽくなったら、肥料不足のサインです。

光量が弱いと下葉を落としやすいので、ちょっと間隔を空けて植えると良いですね。

この後に紹介する「ラージリーフ・ハイグロフィラ」や「テンプル・プラント」よりも育成しやすい水草です。

 


◆『ラージリーフハイグロ』と『タイストリクタ』

ラージリーフハイグロ

【学名】Hygrophila conferta

 

タイストリクタ

【学名】Hygrophila stricta from Thailand

 

 

別名ではなく、別種として扱われています。

・南米から東南アジアに分布する『ラージリーフハイグロフィラ』

・タイ原産のハイグロフィラで『ハイグロフィラ・タイランド』こと『タイストリクタ』

しかし・・・

混同して流通しているため、ややこしいです。

そして、

混同していても、さほど問題も無いので・・・ややこしいです。

 

初めに紹介した『ニューラージリーフハイグロ』は、このどちらかからの改良品種とされております。

この他にも、葉の細い”ナロー”タイプや、背の低い”ミニストリクタ”などなど改良タイプは流通します。

まぁ、研究する訳ではないので「似た感じなのね♪」という認識で、選んでいただければと思います。

育成条件は、先に紹介した『ニューラージリーフハイグロフィラ』の方がハードルは低めです。

この2種の方が、二酸化炭素の添加を好み、照明が弱いと下葉を落としやすいです。

肥料も準備しておくと良いでしょう。


◆似てるね『テンプル・プラント』

【学名】Hygrophila corymbosa

似たようなキャラクターに『テンプル・プラント』という水草もあります。

ラージリーフハイグロよりも大きな葉をつけます。

育成条件では二酸化炭素や肥料が必要です。

やはり流通するの水上葉なので、鉛巻き販売されている状態ではとても似ていますね。

意外に育成が難しい水草なのでご注意を。

こちらの背の低い改良品種がミニテンプルです。

 

 

◆ミニテンプル

【学名】Hygrophila corymbosa”Compact”

【別名】テンプルプラント・コンパクト、

ハイグロフィラ・コリンボーサ・コンパクト

流通名がいくつかあります。

この辺も頭がこんがらがる原因の一つでしょうか。

背が低い水草というのは、何かしら水槽へ入れたくなるものです。

ハイグロフィラと名が付くため、育成が簡単と推測される方も多くいらっしゃいます。

しかし、育成条件は『テンプル・プラント』に準じます。

 

 

気になる『ラージリーフ系』試してみては?!

アマゾンソードやバリスネリア、グリーンロタラと言った水草ともシルエットに違いを持たすことのできる『ラージリーフ系』の水草紹介でした。

まず、現状の水槽環境で育つかどうか、試すとしたら『ニューラージリーフ』になりそうですね。

環境とは、『照明、フィルター、底材、水質、水温、肥料分、二酸化炭素、生体』

・・・複雑に影響するので育成方法は、参考にするべき一例になってしまいます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

ではでは(^^)

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