◆さっそくですが、この写真で♂♀分かりますか?!

下の個体はわかりやすいですが、上の個体は分かりづらい・・・

魚なので基本的に泳いでいますからね。

教科書の見本のような素材から見分けるのとは違い、意外と難しいです。

10cmくらいあれば分かりやすいでしょうが、たかだか3cm程の彼らです。

ましてはお店に届く個体はさらに小さいことも多く、判別できないことも多いです。

 

〈回答〉上が若いオス。下が立派なオスです!

上の子の別角度:背びれに小さな切れ込みが見られました。

 

◆ヒレを広げた瞬間を見逃すな!

泳いでいる瞬間ってこんな感じです。

まずは、メダカがヒレをキレイに広げてくれるタイミングを計りましょう!

それこそ、動画撮影してタイミング良い時にスクショすれば分かりやすいかもしれませんね。

見分けるポイントはここです。

なので閉じていると間違います。


◆見分けるポイントは2つです

身体の大きさや、色の濃さでは判別出来ません。

見るっポイントは『背鰭(せびれ)』『尻鰭(しりひれ)』です。

では、さっそく行ってみましょう!

〈オスです↓↓〉

・背びれの後ろの辺りに切れ込みが入ります。

ここはほんとに小さくよく見えないことが多いのですが、

まさに見逃せないポイントとなっております。

・オスの尻ヒレは伸長します。

成長とともに顕著な違いが現れますが、この「成長とともに」というのがポイントで、若いオスとメスは似ています。

ここが難しくしている要因の一つです。

ほんとに幼い個体は上記2つの特徴が現れず判断不明となります。

 

〈メスです↓↓〉

・背びれに切れ込みは入らず、ちょこんとしています。

・尻鰭は伸長しないため、鰭先は整い小さめです。

オスは伸びると長方形に見え、比べてメスはくびれている三角のような表現がされています。


難易度アップ?!!『ひかり体型』

ひかりメダカの仲間は改良により、ヒレが変形しています。

そのため、当初の判別よりも若干難易度があがります。

普通の感覚で『このヒレの感じはオスだな!』

とやってしまうと、実はメスだったと・・・。

大きくなったぶん錯覚してしまうんですね。

〈オスです↓↓〉

〈メスです↓↓〉

・背びれは横幅が広がりました。

そのため高さはなくても大きく見えます。

頭の中で「オスはヒレが大きい」と認識していると間違えます。

切れ込みは無いです。

・尻びれは変わらず、オスのように大きくなりません。

 

◆けっこう難しいじゃん!

ここ見分けていますということですね。(めっちゃ小さいw)

このように写真で見比べると分かりやすいですが、実物はなかなか大変です。

飼ってるメダカがオスかメスか知りたかった方、

これから狙って購入しようとされていたかたの参考になれば幸いです。

また、5匹程買えばまず♂♀混じりますし、匹数が方が繁殖もしやすくなりますのでお勧めです。

ではでは(^^)

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