スネークスキングラミー

【学名】Trichogaster pectoralis

人気種も多いグラミーの仲間ですが、20cm近くに成長する中型種になります!

丈夫で飼育もしやすい本種ですが、お気づきの方も多いと思いますが地味ですw

これでマーブルやパールグラミーのような華やかさがあえば見ごたえもあるのでしょうが・・・


↑マーブル・グラミー 

(青色マーブル模様が美しい!10~15cmと若干大きめです。)

 

↑パール・グラミー

(とくにオスは発色豊かでヒレも伸長します。こちらも10~15cmになります。)

 

↑スネークスキン・グラミーがあまり見られない理由は、希少価値があるからではなく、人気がないからです。(きっぱりw)

入荷される個体は小さく価格も安いのですが、一般魚(ネオンテトラやグッピーなど)と一緒に飼育するには向きません。

一般魚との混泳におススメなのは、

↑ゴールデンバニーグラミー

(水槽に黄色のワンポイント!性格的にも混泳させやすい種です。)

↑コバルトブルーグラミー

(存在感抜群の発色!メスはシルバーです。)

などになります。

程よい大きさで、水槽でも存在感がありますよ。


意外と困る中型魚のパワーバランサー

『ちょっと大きくなる魚』の混泳では、喧嘩をどのように納めるかがポイントになります。

みんな仲良くしてくれると良いのですが、なかなかうまくはいきません。

また、魚の数ですが1対1というのは、まさに決闘場になってしまい、強者と弱者に分かれて一方的に★にされてしまいます。

そこで、ある程度の匹数を入れる事で、強さの順位(とくに弱い個体の順位)を曖昧模糊(あいまいもこ)とすることがポイントになります。

強く丈夫で一緒に飼育できる『混泳魚』の存在価値が出てきます。

あまりいい呼び名ではありませんが、あて魚(あてざかな)なんて呼ばれ方もします。

やられてもタフで気にしないような熱帯魚が、水槽内のパワーバランスを保つ役割をしてくれるのですね。

意外と混泳で悩んでいる方は注目ですね。

この、長い腹鰭(はらびら)を持つグラミー特有のシルエットは、シクリッドやコイの仲間とも一味違い存在感もあります。

可愛いハニーグラミーではやられてしまう・・・

10cm程のパールグラミーでは、まだ弱い・・・

オスフロネームスはデカ過ぎる・・・

ここの隙間にスネークスキングラミーですw

『あまり飼育してる人がいない魚』と言うのも、好まれる場合がありますよね。

地味だ地味だと言われても、そんなこんな飼育していると、蛇っぽいと言われる模様もカッコよく見えてきますよ。

愛着ですかねw

ではでは(^^)

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