淡水シジミ
シジミもペットになるんですね。
タニシやイシマキガイのように、歩き回りながら苔を食べてくれる訳ではありませんが、水中を漂う植物プランクトンを濾し取って食べてくれます。
『水槽が緑色になってしまう・・・』なんてことが、これからの時期は増えてきます。
このグリーンウォーターの解決手段として淡水シジミが導入されたりします。
が、しかし!
この価格もそれほど高くなく、他の生態に危害を加える訳でもないし、いるだけで水を透明にしてくれる生きたフィルターが、なぜタニシのように浸透していないのか?
それは、餌の問題が起こるからです。
いつまでも、グリーンウォーターを維持出来るでしょうか?むしろ問題対策として導入してる淡水シジミには、ぜひ水を透明になるまで食べ尽くして欲しいですよね。
では、食べ尽くした後に、植物プランクトンを用意できますか?
残念ながら、ここで淡水シジミの餌が売っていない問題が起こります。
これが、浸透しそうで浸透しない要因ですね。
生きたフィルター効果を持つ貝は限られます。
このフィルター能力は、すべての貝が持っている訳ではありません。
カワニナ、イシマキガイ、フネアマガイ、アップルスネールなどは、水中を漂う植物プランクトンを食べる能力はありません。
たくさん歩き回ってもらいましょう!
日本のタニシは、このフィルター能力を持っていますよ!歩けて吸えるのは貴重な存在です。
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長期飼育は難易度高め
せっかく飼うのだから、長生きして頂きたいものです。
もちろんお店でもそうです。
淡水シジミをはじめ、マツカサ貝やイシガイ などの『二枚貝』には、同じような食事の問題がついてきます。
『餌が売ってない問題』です。
長期飼育に成功されている方は、屋外で飼われていたり、プラ舟や浴槽、貯水タンクみたいな水量が多いモノを容器に選んでいるようです。
水質が安定し、微生物学も発生しやすい環境を作っているのですね。
お店も800ℓのオーバーフロー水槽だと、数ヶ月は管理出来ています。
目を凝らすと、なんだかわからないミジンコみたいなものが湧いていたりするので食料となっているようです。
世の中に、まったく同じ条件・内容の水槽というのはありません。
意外と飼育してみると、飼えてしまったりする可能性がありますね。
この動くところはおろか、砂が多ければ姿も見えなくなるヤツですが、人知れず水を綺麗にしてくれるなんて・・・良いヤツです!
メダカのお掃除役として入れられる方は、お気をつけて飼育してください。
環境が整えば飼育可能ですが、シジミが★になると激しく水質悪化します。
ではでは(^^)
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淡水シジミって、スーパーで売ってる食用のシジミでも同じなんですか?食べる分から数個、息の良さそうなのを見つくろって水槽にポイポイと放り込んどけばいいんですか?
遅くなりすみません!!
たしかに分かりづらいですね!
『海水シジミ』と『淡水シジミ』は種類が異なります!
アクアリウムではマシジミ(Corbicula leana)が主に流通し、タイワンシジミも混ざります。
2種は別種ですが非常に似ており、外見での種類特定は難しいです。
「海水の貝を純淡水に慣らして飼育してた」というお話も聞いたことがありますが、
汽水性の貝もおりますし、種類特定方法は難しいですね。
海水シジミはやはりお味噌汁に入れて下さい!