古代魚の入門種としても人気が高いシルバーアロワナ
大きく育てる楽しみがあるため、はじめは小さな個体を向かい入れる飼育者がほとんどです。
10cmちょっとのシルバーアロワナは、まだまだ赤ちゃんということを知っておきましょう。
ネオンテトラやエンゼルフィッシュを知っていると、大きく体力がありそうに思えてしまいます。
が、しかし。シルバーアロワナとしては立派なベビーです。
ストレスに弱く慎重に管理を行いたい時期ですね。
1、水合わせを慎重に、水温も高めに設定!
ストレスを最小限におさえるために、最初の水合わせはしっかり行いましょう。
古代魚は丈夫だろう・・・とは油断大敵です。
ゆっくり浮かべて、水温を合わせたあとに、袋の水に水槽の水を混ぜて『こういう水だよ』と教えてあげます。
26℃設定のオートヒーターが多く流通していますが、温度調節機能のあるヒーターを準備して28℃くらいに水温設定してあげると好みます。
2、エサをたっぷり!
この時期にエサを少なめに与えることは良くありません。
お腹がパンパンになるように、観察しながら与えましょう。
何を食べるかも重要です。
メダカが大きくて食べられないようであれば、アカヒレを与えてみましょう。
反応が悪ければ、冷凍赤虫を溶かし浮かべて与えるのもよいでしょう。
栄養をたっぷり摂取させて、元気な成長をサポートしましょう。
3、混泳は要注意!
アロワナといえば混泳のイメージがあります。
ですが、赤ちゃんの混泳はリスクが上がります。
大丈夫だろうという組み合わせが失敗します。
同じ大きさに合わせた、ガーやポリプテルスでさえ、どちらかが死んでしまうこと起こります。
ヒレが齧られてなくなってしまったなど・・・
混泳を行う時は、細心の注意と観察をしながら、合わせて行きましょう。
4、飛び出し注意は忘れずに!
赤ちゃんでもジャンプ力は満点です。
フタは忘れずに設置しましょう。
小さなアロワナでも、フタを弾いて飛び出さないように、ガラス製品など多少に重みがあると良いです。
あとは、不用意に驚かしてしまわないことです。
暴れて身体を傷つけたり、水槽にぶつかってダメージを受けてしまいます。
※アロワナベビーの飼育に失敗してしまった方も、一番小さなSサイズではなく、SMサイズの少し成長している個体を検討してみるのも良いですよ。