『20年生きる』コメットと朱文金(しゅぶんきん)
「丈夫で飼い易い金魚はどれですか?」
という質問を受けた時に候補に上がる金魚がこの2種です。
『安い』『キレイ』『丈夫』と三拍子が揃っています。
入手も容易でホームセンターでも外せない定番金魚です。
『寿命』は最長で20年程と言われており、お客様でも7年程は飼育しているという方がチラホラいらっしゃいます。
長く伸びる尾鰭(おびれ)が特徴的で、『水槽で横から見ても良し!』『池で上から眺めても良し!』
最大全長は飼育環境にもよりますが、広くスペースがあれば30cm程になります。
そうなると、もはや安い魚のレッテルはどこかへいき、愛着と風格を持ち合わせます。
魚を丈夫に長く飼うコツ、はアクシデントに注意することです。
水槽からの飛び出しや、ネコ、鳥、人間などに襲われないように注意したいですね。
手作りでも良いので、蓋のようなアイテムを準備しておくと良いでしょう。
コメット
↑頭のみ赤い模様を『丹頂』と呼びます。(右の個体)
↑模様は似ていますが、皆それそれ違います。
紅白2色の模様はさまざまで、お気に入りを探したくなります。
個体識別できるのも、飼い主にとっては嬉しいですね。
朱文金(しゅぶんきん)
↑錦鯉に似ており、命名当初は朱文錦と呼ばれていたくらいです。
↑コメットより複雑に色が混ざり合うのは作出方法が違うため。
赤・白・黒の三色を有する金魚です。
錦鯉の昭和三色をイメージさせます。
↑昭和三色(錦鯉)
金魚好きはココを見ている!選ぶときの『4つ』のポイント
1.『尾鰭(おびれ)の長さ』は個体ごとに違います。
一番の特徴である長く伸びる尾鰭ですが、長さがみんな異なります!短い個体は短いままです。
周りの個体と見比べて、尾鰭の『V字』の切れ込みが深い方が将来有望(伸びる)とされます。
↑(左)長めです。 (右)短めです。
2.『胸鰭(むなびれ)』にも注目して見る!
尾鰭だけではなく、胸鰭も伸びます!
こちらも長短の個体差があります。
長く伸びた個体は、全体的に優雅さが増すでしょう。
3.『好きな模様を探してみる』
模様はそれぞれ異なりますし、成長とともに少なからず変化もします。
上見するのか横見するのかでも選び方が変わってきます。
牛っぽい。顔だけ赤い。口紅つけてる etc・・・
右向き、左向きでも変わりますよ!
4.『朱文金の黒い色』は広がっていく?
将来的に黒っぽくなっていく傾向があります。
少し黒が控えめな個体が好まれますが、好みの問題になります。
考慮すると選び方が変わってくるかも?!
などなどを見比べると、同じ種類でもけっこう違うんだなと感じることができます。
誰に見せるために飼育する訳でもありませんから、自己満足で選びましょう!!
ではでは(^^)
[st-card id=4785]
[st-card id=4565]
[st-card id=4428]
◆レモンコメットについて↓
間違って買ってしまわないように。
[st-card id=7328]