ピンポンパールとは?!

バツグンの知名度と人気を誇り、金魚界に衝撃を与えたヒット金魚です。

 

その可愛らしさゆえに、泳ぎが上手くありません。

まんまるボディと短い尾鰭では、速く泳ぐことができないのです。

そのため飼育方法として、他の金魚との一緒にしない方が飼い易いです。

泳ぐ速度が違うと、思っている以上にストレスを貯めてしまいます。

では、ピンポンパールのようで、もう少し泳ぎが上手な魚ならば、混泳しやすいのでは

・・・そんな2種をご紹介します。

 

パールスケール

『ピンポンパール』は、この『パールスケール』から改良された品種になります。

名前のパールも引き継いだんですね。

 

身体がより丸くなるように改良されましたが、もう一箇所の明確な違いが・・・

尾鰭(おびれ)です。

 

ピンポンパールはショートテールという短い尾鰭です。

よりシルエットが丸みを帯びて可愛らしくなりました。

 

パールスケールの尾鰭はスタンダードです。琉金や出目金と同じで一定の遊泳力を持つため混泳が可能です。

ただし、和金やコメットなどの『フナ体型』の金魚とは合いません。

↑まだ幼いため尾鰭も短いです。

 

すでに琉金などを飼っていても、パールスケールなら後から足して混泳ができます。

また、本種だけで色違いを集めるのも良いですね♪

↑パールスケールの立派な尾鰭

↑ピンポンパールの短い尾鰭です。

 

 

提灯ピンポン(ちょうちんぴんぽん)

 

ピンポンパールの親戚にあたる品種をもう一種ご紹介です。

『ちょうちんパール』とも呼ばれ、上記2種に比べて流通は少ないですが面白い魚です。

身体はピンポン、尾鰭がフナ型になっているため、よく泳げるピンポンパールになっています!

さすがにフナ型金魚との相性はよくありませんが、丸型金魚とは混泳させやすいです。

 

ごはんの争奪戦や、日常に起こる小競り合いからの脱出力も上がっており、他種から受けるストレスが軽減されます。

病気になってしまう多くの原因にストレスは大きく関わってきますので、軽視できないポイントです。

 

 

丸みの追求??胴体の長さは個体差の問題。

『丸さ』とは、『胴体の長さ』となり個体差があるものです。

ちょっと長く伸びたラグビーボール系や、

横に潰れたようなミカン系などもなかなか可愛らしいです。

 

同じ『ピンポン』でも違いがありますし、『パールスケール』でも『提灯ピンポン』でも同様です。

 

わずかな違いに興味が沸いたら、選ぶときに観察してみると面白いですよ。