ロタロタ(カワメンタイ)

分布:ユーラシア大陸、北アメリカ  全長:30cm以上

(淡水に住む唯一のタラの仲間です。)

↑海にいるタラ

 

『ロタロタ』は、別名『川明太(カワメンタイ)』と呼ばれます。

タラの卵は『明太子』ということで、川に住むから『川明太』だそうです。

現在は20cm弱という大きさですが、現地では1mを越して食用にもなっています。水槽内でどこまで大きく成長してくれるのかが楽しみな魚ですね。

 

エサは冷凍赤虫を好んで食べています。

アゴ下から伸びる一本のヒゲがあり、地面に当てながら泳ぎエサを見つけます。

飼育には水温管理が必要です。ハワイにいそうな名前とは裏腹に冷水に生息する魚です。

現在は25~26℃で管理して数ヶ月が経過しています。

夏場は注意が必要ですね。

流通量は増えても長期飼育に成功する方は少ないパターンです。

見かける機会があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?!

 

 

 

エンツユイ

分布:中国   全長:30cm以上

中国の鯉です。(中国感のあるネームですね。)

入荷する個体は10cm前後でまだまだ幼いのですが、現地では1m程に成長します。水槽内ではそこまで大きくするのは難しいですが、稀に見かける30cmを越える個体は○万円と高額です!

(熱帯魚)エンツユイ(1匹) 北海道航空便要保温

 

大型になる魚ですが、気が優しいため混泳相手には気をつけます。あきらかに小さな相手にも萎縮したり、食事もゆっくりしているので先に食べられてしまうなど、組み合わせには問題が起こります。

その点、人工餌に興味を持たない魚種を選べば給餌のバランスは取りやすくなりますね。

エサに植物質の物も与えるとよいです。

高温を好まないため28℃を超えないように管理します。日本の冬は寒すぎるため18℃以下にないようにヒーターは必要です。

 

 

印象的な三角体型は幼魚の特徴です。成長すると魚らしい姿になっていきますが、水槽飼育では大型化しずらく、この体型を長くキープすることが可能です。

また群れでも行動するので、何匹か一緒に飼育してあげるのも良いですね。おっとりしていて可愛らしい魚です。