◆くっ付いている個体を選ぼう
オトシンクルスといえば吸盤状の口です。この口で流木やガラス面にくっ付きながら表面のコケを食べてくれます。
水槽側面はくっつきやすく、水流が当たるところがあれば集まっています。この集団は元気です。
単独行動もしますが、意外と小さな集団を作り行動も行います。
フラフラと水中を泳ぎまわっている個体や、単独で地面にいる個体(しかも目立つところに居る)は選ばない方が良いでしょう。
◆げっそり個体を避ける
コリドラス同様に硬い骨に覆われるオトシンクルス。痩せている個体を見抜くためにはコツがあります。
※『痩せている』=『頭でっかち』という表現も出来ます。
『お腹』を観察することです。見えづらい場所ですが、お得意のポーズ・・・ガラス面にくっついてくれればよく分かります。
「お腹がすいている方がコケを食べてくれるだろう」と思う気持ちもわかりますが、痩せすぎている個体は体力が落ちており、移動に耐えられないこともあります。やはり不調であるから痩せているのです。
健康な個体がしっかり働いてくれますよ。
◆体色の薄い個体は選ばない
こちらもコリドラス同様に、体色が薄い個体は避けるのが無難です。
周りの環境に合わせて、体色が白っぽくなっているのであれば問題ありません。(移動の時など)
水槽のなかで、周りの個体と比べて色が薄いのは要注意です。よく見るとさらに痩せていたり、どこかフラフラしていたりと・・・まさに『不調です』っという個体がいます。泳ぎも鈍っているため簡単に捕まります。
こんな状態で移動させるのは命取りとなります。
無意味に目立つ個体は選ばない
本来オトシンクルスは、『隠れる魚』です。石や流木などの影に身を潜め擬態して活動します。
ある日、水槽の真ん中に陣取っているオトシンクルスがいたとします。すると、姿を確認できたことで「今日も元気そうだな!」っと思ってしまいそうですが、逆に注意が必要です。本来隠れているはずの魚が隠れていないのは異常なことです。
エサが残っている訳でもないのに、目立つ場所にいるのは本能に反しています。
↑これは、プレコフードを食べに出てきている時です。
元気なコリドラスを選んで、バリバリ働いて貰いましょう。
ではでは(^^)
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