[st-kaiwa1]痩せている個体には注意しましょう。[/st-kaiwa1]
『頭でっかち』は選ばない。
コリドラスは痩せると頭でっかちになります。
硬い骨格で覆われる頭部は栄養不足でも痩せてきません。
身体の真ん中から尾鰭(おびれ)にかけて細くなるため、上から見ると分かりやすいです。
人口フードもよく食べますが、冷凍アカムシなども与えると喜んで食べますので、お家で痩せてきてしまったら意識して給餌を行いましょう。
↑青コリ(パレアタス) で、頭でっかちを見る機会が多い。
血行が悪い個体は選ばない。
健康ではない魚の特徴として、まわりの個体と比べて色の薄い個体は選ばないようにします。
本来は保護色とうい概念があるため周りの色に合わせて濃くなったり薄くなったりするのが健康です。
地面や周りが黒ければ色濃くなり、周りが白ければ色薄くなります。
保護色を保てないというのは不調のサインとみなします。
※編みで掬ったり、驚くと一時的に色は薄くなりますが、落ち着けば元の色に戻ります。
↑Co.パンク 好みの柄を探すのも面白いです。
↑Co.ハステータス 群れで泳ぐ小型種です。
ボトム(水底)を泳ぐ個体が健康。
基本的にボトムで活動するのがコリドラスです。地面を散策しながら餌を探しています。
グッピーや金魚がボトムでじっとするのはマズイですが、コリドラスの場合は平和な日常です。
時々、空気呼吸を行うために水面へタッチしに上がっていきますが、この行動も健康的です。
また、『移動』『水換え』直後や『産卵』を行うときは、せわしく水槽側面を上下したりします。
元気なくフラフラと中層や上層を泳いでいるのは悪いサインになります。いつもと違う行動をするのは不調のサインです。
↑Co.パンダ 人気者です。
残り餌だけでは不安定。
痩せてくる理由はエサ不足の他に、残りエサから出るアンモニアダメージを受けた可能性があります。
①「コリドラスが痩せてきたから、たくさんエサを与える」
②「多すぎて一部が残って腐ってしまう」
③「腐ったエサにコリドラスが近づき、アンモニアのダメージを受ける」
④「調子を崩して痩せてしまう」
⑤「痩せているからエサを増やす」(①に戻る)
とうい悪循環に気をつけましょう。
水面に浮く『浮上性』の餌で調節せずに、『沈下性』のコリドラス専用フードをうまく利用すると良いでしょう。
※白コリ、赤コリ、青コリをはじめ、ジュリーやパンダ、ブロキス、その他多くのコリドラスに共通します。
日頃の観察や、購入の機会ありましたら、ご参考までに。
ではでは(^^)