[st-kaiwa1]元気な個体選びの基礎ですね。[/st-kaiwa1]

 

外国産グッピーの選び方

はじめて熱帯魚を飼うという方にも、安価で綺麗な『外国産グッピー』は人気です。

色の違いによる『弱い強い』はありませんが、数十匹が泳ぐ水槽では調子の悪い個体が混ざっていることがあります。

元気な個体から好きな色を選びましょう!

 

 

痩せている個体は選ばない。

健康な個体はしっかりエサを食べて成長しています。そのため周りの個体と比べて体格がしっかりしている個体がより健康です。

逆にいうと、「細く痩せている個体」は避けましょう。見慣れてくると横から見てもわかりますが、上から見ると違いが分かりやすいです。

いくら見た目のカラーが気に入っても、短命で終わってしまってはしょうがありません。

 

 

曲がった個体は選ばない。

体型が変に曲がってしまっている個体も避けましょう。たくさん増えるグッピーは少なからず奇形の個体も生まれてきます。

遠目から分かるほど曲がっている個体が販売されていることは稀ですが、周りの個体と比べて曲がっているような違和感がある個体は選ばない方が良いです。

 

自家繁殖しやすいグッピーでは、『血が濃く』なってしまい奇形が増えてしまいます。

同様に『水中の酸素不足』も奇形が生まれる原因です。生まれるというより増えるという表現が正しいですね。生まれた後の環境が悪いため奇形にしてしまうということです。

とくに夏場は稚魚が増えやすく、水温の上昇により酸欠気味になり注意が必要です。

 

 

変な泳ぎ方をしていたら選ばない。

『腰を振るように』と表現されますが、尾鰭(おびれ)ではなく、身体が左右に揺れているのは見逃せないサインです。あきらかに不調の動き方ですから選んではいけません。

水槽のボトム(水底)にとどまっている個体や、あきらかに元気な個体郡から距離を置く個体、水槽の隅で泳ぐ個体も健康な状態とは言えず、選ばないことが賢明です。

 

 

親の色を合わせても遺伝は別問題?!

国産グッピーと違い、外国産グッピーが産む子供は何色が生まれてくるかは分かりません。

すでに様々な色の血筋が混ざっているのが外国産グッピーなのです。そのためオス♂とメス♀の色を合わせても、他の色が生まれてきます。

 

なので、無理に個体指定をするよりも、『元気な個体を選んでください』と注文してしまいましょう。

網ですくうという行為は、想像異常に魚を弱らせます。身体を包み健康を維持する『粘膜』をそぎ取ってしまうからです。ただでさえ、すくうために網がよく入るグッピー水槽ですから、上手く救わないと塵も積もれば山となります。

『個体は選べません』というお店があるのもしょうがないように思います。

 

オスよりもメスの泳ぎは一枚上手です。お家で掬う機会は少ないと思いますが、この小さな違いが分かるようになってきたら1歩脱ビギナーです。笑

 

 

グッピーは簡単に増える

産まれたての稚魚育成もアクアリウムとして楽しんで頂きたい醍醐味ですが、繁殖難易度は極めて低くく、放っておいても産まれます。
徐々に『増えすぎて困ってしまう』ことにならないように、オス♂だけを飼うという楽しみ方もあります。