[st-kaiwa1]よくある質問、『この金魚はどれくらい大きくなりますか?』は飼育環境で成長にちがいが見られます[/st-kaiwa1]
金魚の大きさは、入れ物とエサの量で変わります。
身近な『金魚』ですが、飼育環境によって大きさに幅があります。
和金(金魚すくいで取れる子赤)であれば、大きな個体は鰭の先まで入れて約30cmなります。
逆に小さな個体であれば、約15cmとほぼ倍近い差がうまれます。
琉金や出目金もにたような感覚ですが、体高(身体の高さ)や、鰭(ヒレ)も伸びるため迫力も違います。
『水槽の大きさ』と『食べる餌の量』で成長速度は大幅に変わります。
つまり、ある程度のコントロールもできるということですね。
『飼育容器・入れ物』による成長のちがい。
水槽や睡蓮鉢など、さまざまな入れ物があります。
単純に大きく広い方が金魚のは巨大化しやすいです。
養魚場では『たたき池』や『田んぼのような池』という大きな環境で、餌をばんばん食べさせることで、速く成長するようコントロールしています。
逆に入れ物が小さいほど、大きくなりづらく、ゆっくり成長します。
『どんぶり金魚』のように、小さな器で飼育すれば成長はかなり抑えられます。
また、
泳ぐスペースがあることも影響します。
飼育環境が大きくても、金魚が『すし詰め状態』のよでは成長速度(巨大化)も抑えられます。
『エサ』による成長のちがい
栄養豊富なエサを与えることで、より早く成長します。
そして量も多いほど大きくなりやすいです。
人工飼料で消化不良を起こしてしまうようならば、冷凍赤虫を与えましょう。
季節や水温をみて使い分ける方もいらっしゃいますよ。
色揚げ効果のあるものは消化が悪い傾向があるため、合わない個体ではいか少し注意して観察すると良いでしょう。
消化不良と思われる転覆病を起こしたら、3日程絶食させて飼料を変更することをお勧めします。
(冷凍赤虫が消化によいです)
与えれば与えるほど、水質は汚れてしまうため水換えは前倒しで行うと良いです。
サボると病気になってしまいます。
『水温』による成長のちがい
水温が高いと速く成長します。
そのため東南アジアでの金魚養殖は早く大きくするには効率が良いのです。
日本であれば冬場にヒーターを使用することで成長を促すことが出来ます。
ただし、冬を経験しないために春に繁殖スイッチが入らない個体が出てきてしまいます。
とはいえ!!!
そこまで構えなくても普通に飼育していれば普通に成長します。
金魚は飼育しやすい観賞魚ですので。
ではでは(^^)
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