[st-kaiwa1]アクアリストの頭をよぎる疑問ですね[/st-kaiwa1]
専用外フードを与えたらどうなる?
『熱帯魚に金魚のエサを与えてもよいのか?』
『金魚に錦鯉のエサを与えてよいのか?』
『メダカに金魚のエサを与えてもよいのか?』
この類の疑問を持ったことがある人は多いのではないでしょうか・・・
実際は基本的に食べます!
食べますが、与え続けて良いのかは疑問が残る問題です。
『口の形と大きさ』『好みの食性』『生態』を考慮して作られるのが専用フードたるものです。
金魚には胃袋がない
金魚のウンチが長く途切れないのは、胃を持たず腸で消化しているからです。つまり胃のある魚を想定して作られているフードを与え続けると『消化不良』を起こしやすくなります。
身近な魚に不具合がありました。
ほとんどの魚は『雑食性』です。
肉食魚は植物系の消化ができないと思われますが、食べられた小魚の胃には食べたばかりの草が入っていることもあります。それでも問題なく消化されていまので草も消化できているということです。
魚にはそれぞれ特性があるために専用フードが作られていますので、基本的には専用フードを与えるのが良いでしょう。
賞味期限・消費期限
人工フードは開けたら6ヶ月以内には使い切りましょう。
開封されると酸化してしまうのは人間の食べ物と同じです。湿度が高ければカビます。
そんなエサを食べた魚は消化不良をおこしてしまいます。
賞味期限、消費期限を過ぎてしまわないようにして、開封後はなるべく早く使い切りましょう。
いろいろ与えてみるのは勉強になる。
専用外フードをあたえても基本的に死んでしまうことはありませんし、ちゃんと食べます。
私は『プレコフード』をエビやメダカやネオンテトラなどの一般的な熱帯魚によく与えています。口の大きさにもあっていないし植物系のフードですが、いつも夢中で食べている姿を見るとついつい与えてしまいます。
他にも『ピラニアは鯉のエサ』を食べますし、『錦鯉は生きた金魚』を食べます。
・・・ちなみに、フグを食べた魚は死んでしまいます。
自分の飼育する魚は、「自然界では何を食べているのか?」を調べてみると面白い発見があったりします。それだけで新しい知識が舞い込んできます。
魚にも食育の時代が来るかもしれませんね。