昨日今日と、近くでお祭りがありました。
朝から『水槽飼育セット』のお問い合わせが多かったですね。
お祭りの雰囲気に誘われて、ついつい金魚すくいをしてしまうんですよね。
急遽持ち帰ってしまった時の金魚はどうすればよいのか考えました。
なんとか一晩、活かす方法。
何も準備していなかったのに、金魚を持ち帰ってしまった場合はまず『水』を用意することが重要です。
小さなヒモ袋の少量の水では、とても一晩こえられません。バケツなどの容器に移してあげましょう。
ここで間違ってしまうと、金魚がだいぶ弱ってしまいます。
水の種類・・・
①水道水には私たちが安全に使用するための消毒(カルキ)が入っており、魚には有害です。
②井戸水であれば消毒は含まれておりません。少し放置して水温を常温に近づけてから、金魚を移してあげましょう。
③市販されている飲料水は、魚には向きません。スーパーなどでボトルに詰替える水も同様に避けましょう。
水道水からカルキの抜きかた。
・24時間放置する。空気中へ抜けていくので蓋などはしないで放置しましょう。(すぐ使えない)
・沸騰させる。しかし1時間かかります。そこから冷めないと使えません。(すぐ使えない)
・ビタミンCと曝気で軽減させる。(その場しのぎできる)
解決法は『ビタミンC』と『曝気』
『カルキ』は『ビタミンC』で抜くことができます。
コンビニへ立ち寄ることができるなら、飴やジュースを探してみましょう。
『パインアメ』は1粒水に落として、1分も溶かすと効果があります。
『お茶』や『100%ジュース』などでもカルキは抜けますが、適量は不明です。少々加えてみて、翌日にはなるべく早くカルキ抜きを入手して水換えしましょう。
また、シャワーなどを使い、大量の空気を混ぜ込むことでカルキを減らすことが可能です。
容器を2つ用意し、シャワーで貯めたあとに、何度も容器を行ったり来たりさせながら空気を含ませましょう。
この方法でも、カルキはかなり軽減されます。
塩も忘れずに入れてあげるとなお良いです。1ℓに3gです。多少前後しても構いません。
なんとか一晩、乗り越えることができたら、
翌日には、しっかりと道具を準備しましょう。