なんとか峠はこえました。いっときはゾンビのようにフラフラ漂っていました。
↑エサを欲しがり寄ってくるように。
↑少量の冷凍赤虫からリスタートです。
新しく準備した水で気をつけた3つのこと
・水は常温で水温を合わせる
・塩分濃度は0.5%
・規定量のリフィッシュ(魚病薬)
魚にとって水の変化は一大事です。
調子が悪い時に『水換え』を行うのはセオリーですが、
魚に体力がない場合には
水換えのショックが致命傷になりえます。
良く転ぶときも、悪く転ぶときもあるということです。
できるだけ、ショックを抑えることを考えると
『水質』を合わせ、『水温』を合わせるというのは
大事なことです。
今回は、すでにウチの水に慣れていましたから
『水質』は問題ありません。
『水温』は井戸水のため十分に合わせて使いました。
塩の効果は浸透圧調整を助け回復させ、
薬を体内に吸収させやすくします。
リフィッシュは細菌に効果があります。
↑しっかり洗いました。薬を入れるので消毒はしませんでした。
↑魚は素手でつかんで移動します。古い水を混ぜないように。
浮いていたのはエサを切っていたことも要因。
消化不良を起こすと金魚が浮いてしまいます。
常に水面から背中が出てしまい、背中に火傷のような症状が現れます。
また、数日エサをあたえない場合も、
腹の中が空っぽになりバランスが悪く浮き上がってしまいます。
観察をしながら回復が見込めない場合や、
背焼けがひどく悪化する場合には、
100円ショップで小さなザルのような物を用意します。
そのザルを浮かぶ金魚に被せて沈めてしまいます。
何か重しも乗せましょう。
こうすることで背焼け治療になります。
治療中は4日ほどエサはやめました。
5日目からは少量の冷凍赤虫を与えます。
人工フードを与えてしまうと、
また浮いてしまいます。
↑前回の治療前写真。
↑無事に回復中です。ザルの出番はありません。
病気を乗りのりこえると強くなる
1度病気になり死の淵をさまようと、身体に免疫力がつきます。
インフルエンザの予防注射のようなものですね。
無事に復活をとげたこの子達は病気に強くなります。
注意する点は、この水槽へ新メンバーを加えると、
その子は病気になる危険性が高いということです。
復活したランチュウは
『キャリアー』=保菌者になってます。
当歳(とうさい)は今年生まれた金魚のことです。
まだまだ、大人のような免疫力が付いていません。
金魚、メダカ、ザリガニ、ランチュウや亀の飼育にもリス興業 プラ舟(プラ船)トロ船 100
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