『コップで飼育ができる』というキャッチコピーがヒットした。アナバスと呼ばれるグループに分類される”ベタ”は空気呼吸の依存度が高い。
- ベタ・トラディショナル(一般的なベタ)
- ベタ・ダブルテール(まるでハート型)
- ベタ・クラウンテール(王冠のよう)
- ベタ・スパーデルタ(進化したベタ)
- ベタ・ハーフムーン(ショーベタ)
ベタ・トラディショナル(一般的なベタ)
まずベタというと本種を指します。
安価ですが魅力的でレッド、ブルー、グリーン、ホワイト、パステル、・・・とバリエーション豊富。
少し尾鰭が垂れ下がるポニーテールのようですね。
オス同士が激しく争うことも有名。
色だけで選ぶのではなく身体が太く元気そうな個体を選ぶと良い。
ベタ・ダブルテール(まるでハート型)
尾鰭(おびれ)が二股に分かれる品種でハート型に見えます。
カラーバリエーションももちろん多彩。
見逃せないのはメスの存在で、一回り小さくしたようなメスもダブルテールを持ちます。
そして同じ水槽での混泳が可能です。
しかし、仲良くするよりは小競り合いを起こす方が多いので隠れ家を増やしバランスを見ましょう。
ベタ・クラウンテール(王冠のよう)
鰭(ひれ)の先端が放射状に開き魅力的な容姿。
ここまでの3種類は1000円以内で購入可能。
もちろんメスもクラウンテールを持ちます。
ちなみに総排泄腔(そうはいせつこう)=”おしり”から白いポッチが見えたらメスの産卵の準備OKのサインです。
異常ではなく健康です。
ベタ・スーパーデルタ(進化したベタ)
トラディショナル(一般的なベタ)をパワーアップさせた品種。
大きく広がるソレはまさに美しい。
混ざり合うような配色も素晴らしくコレクションをしたくなります。
オスは水面に泡で巣を作りますが、これはオスの成熟を表しますのでメスを入れれば繁殖が狙えます。
ベタ・ハーフムーン
上記スーパーデルタを更にパワーアップさせたのが本種”ハーフムーン”になります。
”ショーベタ”とも呼ばれ愛好家は多い。
ヒレ大きさが増し尾鰭の開脚が180°以上広がります。
金額の幅も広がります。
鏡やライバルを見せることで、威嚇して全力で各鰭を広げます。
時々はそうしてやらないと大きなヒレの広げ方を忘れてしまう。
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