こんなに早く結果が出るということは良い話ではありません。数日後に経過観察した内容をアップ出来たらなと思っていたのですが…結果が出てしまいました。

  • 投薬後の反省
  • 水に起こる変化
  • 餌はどうする
  • 薬の効果と水換えのタイミング
  • 失敗の反省

投薬後のの反省

薬を入れたから2日後の朝に落ちてしまいました。嬉しい変化は見られず、回復せずも症状が止まるという期待も届きませんでした…。微妙な変化を観察しつつ、出来ることも少ないものです。

琉金は、やはり泳ぎに力が無いように見受けられました。下でじっとする頻度も増えていきました。(今回は顕著な変化は見られなかったがエラの動きも観ておきたい。異常なほどに早く動かしてる場合はかなり良くない。まさに苦しそうにみえる。)

 

水に起こる変化

まず、投薬直後の写真がこちら。

そして、落ちてしまった個体を取り除いて直後の写真がこちら。


あきらかに濁っているのが分かります。ちなみに今朝の出来事です。濁りは粘膜などが原因だと思われます。水の匂いも嫌な魚臭さがありました。

 

治療中の餌はどうするのか

治療中の餌は僅かに与えます。我々と同じようにエネルギーになるものを摂取した方が治癒が早いという判断です。(今回は与えずに終わりました。)
気をつける事は、薬によってバクテリアが死んでしまっているという事。バクテリアがおらず、アンモニアが分解されずにダメージを与える危険があります。その為すぐに口に含める量にします。
また、体調を崩しているということは内臓の不調も考えられます。おのずと量は少なくて良いとなります。

 

薬の効果と水換えのタイミング

短期決戦となってしまったため、水換えする事なく終わってしまいました。今日ほど濁ってしまったら換えるタイミングでしたね。ガッツリ水を換えてしまうと、それはそれでショックを受ける可能性があるため、やっていたら半分くらいの水換えだったでしょう。

薬の効果ですが、徐々に弱まっていくものです。とくに直射日光に当たってしまうと効果が飛んでしまいます。当ててはいけません。照明も良くないとされます。出来る範囲で工夫してみると良いと思います。

だいたい3日も経過すると薬効果は落ちています。そのため、水の汚れも考慮して水換えして追加の投薬という流れになります。

 

失敗の反省

そもそも気づいたタイミングが遅かったのがいけなかった。入荷袋の中で異変をキャッチできて入ればと悔やまれます。

逆説的にこんなやり方では助からなかったという見方も出来ます。ソイルを完全除去、ヒーターの設置、薬のチョイス、塩分濃度を0.5%にしていたら…
ただ言えることは、何もしないのは得るものもないという事です。今回の失敗も、どこかの水槽に役立てばと思います。
難しいな…。