丈夫な水草とは、見方を変えると成長が遅いパターンは多い。上手く成長出来ないような環境でも、僅かなCO2、光、栄養で持ちこたえる事が可能なのだ。
そのため、水温や水質や照明にうるさくないと言われる。
ウィローモス付き流木

もし育たないようなら原因を解消する。

まず、販売されている段階でウィローモスが取れかけているようならば選ばない方が良い。一見ボリュームがありお得な感じがあるが伸ばしっぱなしの根元は剥がれやすい。
あなたが購入した後も、ボサボサになる前にトリミング(ハサミで切る)して坊主にすると長く楽しめる。

ウィローモスの表面にコケが着いてしまう場合は、魚のエサが多いか照明が強すぎる(日光が当たる)場合が多いので改善してみると良い。
枯れている訳ではないが、魚が食べてしまっている事もある。金魚には注意だ。

似ているが、南米ウィローモスは照明が弱いと枯れやすいので注意する。
ミクロソリウム付き流木

こちらも丈夫であるが、枯れてしまう事は多い。理由の1つに水上栽培されていることがある。そして、ミクロソリウムの水上は綺麗で見分けづらい。特徴としては硬く大きい。水中葉は柔らかく、入手段階の多くは小さな新芽が出ているくらいだ。
枯れた葉を残しておくと、健康な葉の成長を邪魔するため付け根から取り除こう。
葉の一部が黒く焦げた様になったら、それは付け根から取り除こう。
表面にコケが生えるようならウィローモスと同じ理由になる。
また金魚でも食べ辛い硬さがあるため、食害される事は少ない。
アヌビアス付き流木

こちらも古くから人気のある丈夫な水草。アヌビアスはミクロソリウム以上に水上葉と水中葉が似ている。違いは上記と同じだが違いが微妙だ。枯れたのに気づいたら取り除こう。溶ける、黄色くなる、葉に穴があいたら付け根から取り除く。
表面にコケが付き過ぎる場合は、上記同様に照明が強すぎる(日光があたっている場合も)可能性とエサが多い可能性があるので気を付ける。
こちらも葉が硬く、金魚にオススメの水草となっている。
これらの種類は、自分で流木へ活着させる事も簡単だ。透明なタッパーに入れて水上栽培がオススメ。