例えば、私達の汗はしょっぱい。
お風呂(真水)の中では、手がシワシワになる。

お魚達も同様に、体液には塩分が含まれます。しかし水槽(真水)の中でもシワシワになりません。
これは、お魚が浸透圧調整(シントウアツチョウセイ)を行っているためです。

実は生きるために24時間全身で調整しており、かなりのエネルギー消費をします。
病気になった時やお魚に元気がない時に塩を入れると、浸透圧調整の負担を減らし体力回復が見込めるのです。

『0.3〜0.5%の塩分濃度が理想です。
1ℓ(水)へ1gの塩 ➡︎ 0.1%になります。
1ℓ(水)へ3gの塩 ➡︎ 0.3%になります。
結構な塩味が付きます。』

まだ認知度が低いですが、水族館や熱帯魚問屋、ショップなど魚管理人にはポピュラーなのです。
塩にはデメリットも有ります。
水草が枯れてしまうのです。
数日であれば、水を入れたバケツに避難させる事も出来ます。

そして安全の為、塩水を触ったままの手でコンセントなど電化製品は触らないで下さい。