◆活性炭の効果って実際どうなの?

人間の日常にも、消臭剤だあったり洗顔フォームなど、炭を利用した商品って多いですよね。

アクアリウムでも、炭そのものであったり、練りこまれていたりと、多くに利用されています。

良い商品、ちょっと気になる商品をご紹介します。

ちょい足しもありですね。

 

 

◆言わずとしれた『ブラックホール』

「水槽に使うなら、どの活性炭が良いのか?」

となれば、筆頭に来るのがブラックホールです。

アクアリウム業界において、長年の信頼と実績を積み重ねている安心の商品です。

吸着および無害化できる水中の物質とは・・・

1.流木などから発生する黄ばみはタンニン酸や、フミン酸などを除去。

2.フェノール類(バクテリアが分解できない有機物)という、悪臭と毒性の元。

3.トリハロメタン(水中で発生する毒性物質)

4.残留塩素(魚のエラにダメージを与える物質)

5.魚病薬の色素(長期間残ると魚のストレスとなる)

6.水道管などから混入する重金属

 

いろいろな『活性炭』を使ってみると、「そこまで効果が見られないな・・・」という商品もあります。

そんな中、優秀なパフォーマンスをするブラックホール。

困っている時に頼りになる存在ですね。

 

 

◆知恵をソイルに混ぜ込んだ『ベストバイオサンド』

 

底材に『ヤシガラ活性炭』を練り込み、水質浄化能力をアップした商品です。

練り込まれているのはバチルス菌という水質浄化してくれるバクテリアの一種です。

ここで、ふと気がつくアクアリストは鋭いですが、『活性炭』は長持ちしません。

ほとんどの『活性炭』アイテムは数週間~2カ月もすれば交換時期を迎えます。

では、何故ベストバイオサンドは1年保つのか・・・

いや、実は活性炭の役割はそうそうに終わっているのでしょう。

本製品において、活性炭の役割はバチルス菌を練り込む土台なんですね。

土にバクテリアを練りこんだ後に、焼き固めるとバクテリアは死んでしまいます。

なので、間接的にバチルス菌付き活性炭を混ぜ込んでいるというわけですね!

アイデア商品です。

普通のソイルよりも、水槽の立ち上がりがスムーズで良い感じです。

 

 

◆エサに練り込む。お炭つき?!

魚のエサと言ったら、キョーリン社のヒカリシリーズは有名です。

面白いタイプも販売していて、こちらの『キンギョのエサ お炭つき』は同社の『ひかりウエーブ カーボンパック』のパウダーをまぶしてあります。

ひかりウエーブカーボンパック↓

毎日、餌やりを行いながら水質を向上させようという狙いですね。

キョーリンの伝家の宝刀『ひかり菌』も配合されています。

使った印象ですが、水は確かに汚れづらいと思います。

ただし、魚の喰いつきはちょっと悪いかなと感じました。

私たちもナチュラル志向の食べ物は、薄味だったりしますもんね。

そんな感じでしょうか??

味を濃くすれば、嗜好性が上がりますが、水も汚れやすくなります。

一長一短ですね。

長期間このエサだけを試した事はないので、どのような効果があったかは情報不足です。

気になる方は長期的に試してみると、面白いでしょう。

 

 

◆目に見えた効果が分かりづらい・・・

目に見えた効果が出にくい商品というのは、意外と多いものですね。

コンデショナーやバクテリア系のアイテムはとくにそうです。

即効性が低いというか、半信半疑になりがちです。

安すぎると怪しいような・・・

炭の力は侮れません!!

ではでは(^^)