サンゴ砂と、大粒、水草用ソイルは選ばない。

お店の売りばに足を運ぶと、さまざまな底材が揃っています。

金魚には大体使えるため、逆に迷ってしまうことも。

金魚ならば、大体の商品が使えます。

あえて合わない3タイプは覚えておくと良いでしょう。

 

◆サンゴ砂系

白くてキレイなのは最初だけです。

表面の凸凹にコケが着くと、白さは失われます。

水質的にも、海水のような高いペーハーにする必要もありません。

カルシウムは酸素を水中に含む手助けをしてくれますが、メインの底材として敷かなくてよいです。

 

 

◆水草用ソイル系

水草育成に向くように肥料が含まれていますが、必要ないです。

仮に水草を植えても、金魚は食べてしまいます。

金魚が食べづらい水草(アヌビアス、ミクロソリウム、ウィローモス)は、ソイルからの栄養吸収に頼らなく、不要な肥料分はコケを生やす原因にも。

 

 

◆大粒砂利系

飾りとして使うと良いでしょう!

この砂利は敷き詰めるのではなく、底材の一部に混ぜてポイントに。

大粒石と大粒石の隙間には、エサやフンが溜まりやすいのがデメリットです。

上手く使えば、なかなか綺麗なレイアウトになります。

 

 

では何を選ぶか?気になる底材リストアップ!!

 

◆田砂系

砂の粒が細かく、敷いた印象がキレイな砂です。

水質も金魚とも問題ありません。

もぐもぐしやすいので、金魚も好みます。

そのかわり、地面は凸凹にされる問題は起こります。

ウンチは砂の上に乗っかるので、少し目立ちます。

 

↑田砂の色違いという認識です。

お好みでどうぞ。

 

↑白い・・・綺麗なのは最初のみで、キープが難しいです。

 

 

◆大磯砂系

定番の底材です。

大磯は各メーカーが販売しており、粒の大きさに違いもあります。

大粒や中粒もありますが、小粒を選ぶと良いでしょう。

それでも田砂ほど細かくはありません。

何度も洗って使うことが可能ですが、5年も使えば混ざっている貝から得られていたカルシウム分は出尽くしています。

使いやすいですが、見慣れてくると砂の色が可愛くないという意見が上がってきます。

 

↑ピンク色が入っており、可愛らしい素材です。

大磯の特徴が良いけど色がちょっと・・・という方はコチラをどうぞ。

 

 

↑和風を感じさせる定番商品。

これも小粒です。

 

 

『色付き・その他』

↑とても綺麗な素材です。

この美しさがどれだけ持つのかが気になります。

白色の寿命は短い・・・。

 

◆黒色の砂

黒は魚の色を濃く見せます。

白は逆に薄く見せてしまいます。

光沢がある細かな砂粒が、水槽内も綺麗に見せてくれます。

水質も問題なく、もぐもぐ出来ます。

 

 

↑『極細砂』よりも粒が大きめです。

『コケを抑える』などの特殊効果は、たいてい1年が寿命となります。

表面に加工した凸凹が、1年ほどで埋まってしまい、効果がなくなるからです。

 

 

↑全体には敷かずに、ポイントで飾りとして使いましょう。

 

↑使ったことありませんが、溶岩石は水質に悪い影響はなく、表面にバクテリアが住める凸凹が多いので、GOODです。

この色合いも素敵ですね。

安い溶岩石素材(園芸用など)は、崩れて濁りが取れません。

 

↑石にバクテリアが付きやすくしてあります。

取り替えの目安は1年ほどです。

 

 

『注目のメダカ底材たち』

ソイルは洗うと崩れて、濁ります。

『金魚がモグモグすると濁るのでは?』

ということが気になりますが、定番の熱帯魚用・メダカ用として販売されているモノは崩れにくいです。

お店でも、15cmを超える金魚にソイル敷いてますが濁りはありません。

・・・が、多少なりに崩している模様です。

もし濁る時は、フィルターのろ過能力(流量)が低くないか確認してみましょう。

 

 

↑ 取扱店でパッケージが違いますが、中身は同じ?!

炭を混ぜ込んで水質浄化能力を上げています。

 

検索で上がってきたものをざっとですが、印象を書きました。

少しでも参考になれば幸いです。

ではでは(^^)

◆初心者向け金魚一覧。人気の定番品種【15品種】丈夫で飼育しやすいコメット・朱文金・桜・レモン・更紗・オランダ・らんちゅう・琉金・出目金

◆グッピー編はこちらです。

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